2022年12月18日

1〜3番の歌

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 1 蒼白き心星めがけ漆黒の天の軸もて大回転す

 2 囲碁の会勝ったり負けたり五分の星これが最高気持ちよい疲れ

 3 凍て空に星ひとつひとつ数う夜とおきこの世のとおき名を呼ぶ


posted by かりんネット歌会 at 11:57| Comment(7) | 詠草

4〜6番の歌

4〜6番の歌にコメントお願いします。

 4 宇宙にてあれば金星 きんぼしと読み替えられて人は歓喜す

 5 往復に三年かかる火星には行きたくないと飛行士語る

 6 お客様からの奢りに身体をはり酒を過ごせば傾ぐ三つ星


posted by かりんネット歌会 at 11:57| Comment(3) | 詠草

7〜9番の歌

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 7 喝采へ手のひらを返す晩秋を満天星(どうだんつつじ)まつ赤にもえて

 8 かの星のぶれざることの尊ければわが北極星はいづこにありや

 9 かみの世の翼竜なりしわれもゐて大き星墜つる昨夜(きぞ)の幻


posted by かりんネット歌会 at 11:56| Comment(8) | 詠草

10〜12番の歌

10〜12番の歌にコメントお願いします。

 10 再発は無いよと自分に言い聞かす 海星の腕が再生をして

 11 ざむざむと胸に凍て星生まるる日リクエストするヴィヴァルディの「春」

 12 終電が去れば駅の灯徐々に落ち星が浮かんで夜空賑わう


posted by かりんネット歌会 at 11:56| Comment(7) | 詠草

13〜15番の歌

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 13 頭上に星降るほど清く訪うて叩けぬ門へと鳴るかさぐるま

 14 そう熱くなるなと剽げる人のよう星取表に交じる「や」の字は

 15 流れ星だれにも逢わず傷つかずだれを愛するこの世の誰を


posted by かりんネット歌会 at 11:55| Comment(8) | 詠草

16〜18番の歌

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 16 フルスイング打球の先に目をやれば宵の明星瞬きてをり

 17 星の入ったのみものだから年寄りばかり住む村に置かれて

 18 星マーク厭う老女よ機銃掃射の米兵の顔蘇りくると


posted by かりんネット歌会 at 11:55| Comment(5) | 詠草

19〜21番の歌

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 19 星よりもはるかなひかり目の奥でダイオウイカがまばたきをする

 20 またひとつ星を失くせしあやうさよ勇者は弱さも隠しもちたり

 21 間違ひに気づいてしまひしまどろみのなか眼裏に宿る青星


posted by かりんネット歌会 at 11:54| Comment(7) | 詠草

22〜24番の歌

22〜24番の歌にコメントお願いします。

 22 街ひとつとぎれて橋はしずかなり靴音ばかり星に聞かせる

 23 満点の星に背を向けサーチする防犯カメラは地上の犯人(ホシ)を

 24 三星の小さなホテルのリュック旅アイガー見上げひたすら歩く


posted by かりんネット歌会 at 11:53| Comment(9) | 詠草

25〜28番の歌

25〜28番の歌にコメントお願いします。

 25 木星は冬の夜にあり揉めごとのまどぐち係のようにあかるく

 26 雪果てて星散り積もる聖し夜独り泣き出すストリートピアノ

 27 指組みてさつとほどきし後に失すクッキー星を象りてをり

 28 惑星間協定結ばるる冬のあなたと露天風呂に浸かれば


posted by かりんネット歌会 at 11:53| Comment(12) | 詠草

2022年11月18日

22〜24番の歌

22〜24番の歌にコメントお願いします。

22坂果つる先は空のみ広がりて上り切らずに生きたしと思(も)ふ 
23今登るこの坂はやがて下る坂 また晴れがましき列とすれ違う 
24なだらかな登りの坂をささやかな向かい風うけ職場へ急ぐ
posted by かりんネット歌会 at 00:00| Comment(9) | 詠草

19〜21番の歌

19〜21番の歌にコメントお願いします。

19めっきりと猿めいてきた 山賊と称するために坂道を行く
20電線の交差しているアナログな町の坂にはたいていいる猫 
21真つ青な坂道のぼる飛行機のなかで広げるパピルスの地図 
posted by かりんネット歌会 at 00:00| Comment(8) | 詠草

16〜18番の歌

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16坂本龍馬ここに撮られし右肘を預けし台のレプリカ置かる
17上ってるはずがいつしか下ってる坂よ果たせぬ再会のごと
18人ひとり通す小径に電球色灯す一夜花神楽坂とは
posted by かりんネット歌会 at 00:00| Comment(8) | 詠草

13〜15番の歌

13〜15番の歌にコメントお願いします。

13一からの坂をのぼれば〈シ〉はあれど十から坂をくだれば消える 
14背負う子の蹴る足を手で受け止めて坂で見上げる空の食パンマン
15坂の字が名字に入るあの人の前で止まっていた俺の少年 
posted by かりんネット歌会 at 00:00| Comment(7) | 詠草