13〜15番の歌にコメントお願いします
13 世界最速の「リニア」走りはじめても各停「こだま」で富士を撮るだらう我
14 屋上は流星群に近すぎて最後の夢を思い出せない
15 イスラエル、兵士の遺体を引き取る、のニュースに彼の最後の笑顔
2025年11月18日
13〜15番の歌
posted by かりんネット歌会 at 00:00| Comment(6)
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その昔の「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」という標語を思い出しつつ、この歌に思いを巡らせました。
タイパ・コスパ(私はこの言葉自体キライです)が優先され、環境破壊、エネルギー問題、インフラの老朽化…と問題が山積する現状に、真に豊かな生活とは何か?と自問し、もっと地に足をつけて丁寧に生きてゆきたいと考える日々です。
時短は大切ですが、新幹線があるのに、と思っています。
リニアに乗ると写真自体撮れるのでしょうか、などと考えてしまいます。
共感できる歌です
屋上は流星群に近すぎるのか、どんな屋上?因果関係がなさそうな、夢を思い出せない、という下句。宇宙の壮大さと人間の夢の対比が効いている。どんな夢なのか。ひとりごとのような歌いぷりが印象的
私の場合、例えば屋上にいると星空がとても近くに感じ、美しい。その夜に、しし座流星群などの流星を幾つか見ようものなら、まさに夢のような世界。
きっと最後にみた夢さえも忘れてしまうでしょう。
ちなみに、この頃は、昴、アンドロメダ星雲、土星、木星、が綺麗ですよ。
覚えていなければいけないはずの「最後の夢」すら思い出せないくらい圧倒的な流星群、を感じさせて素敵だと思いました。
たしかに、リニアでは風景の撮影は無理そうですね、なるほど。
浮いて走るリニアはSFチックで一度は体験してみたいとも思いますが、日本全国に普及してほしいとは特に思いません。
新幹線の乗り換えですら私を頼り、苦労していた親を思うと、リニアの利便性を享受できる人は結構限られてしまうのだろうなぁと、こちらの歌を読んで改めて思いました。
14 屋上は流星群に近すぎて最後の夢を思い出せない
高原で流星群を見たことがある身としては、屋上が近すぎるというのは申しわけないですがちょっと実感しづらかったのですが、「近すぎる」の言わんとすることはわかると思います。
生の流星群に圧倒されたのはプラスの出来事であるのに、「近すぎ」たので「最後の夢を思い出せない」とマイナスの気配に傾いているところが切ないです。(いい意味での、圧倒されていて思い出せないという解釈のコメントも複数あり、勉強になりました)
流れ星に願いを3回唱えると叶うという言い伝えがこの下の句を導き出したのでしょう。あれ、自分の願いたいことって、とふと我に返ったような気配を感じました。
15 イスラエル、兵士の遺体を引き取る、のニュースに彼の最後の笑顔
二か所ある読点は、なくとも問題なく一首として成立しますが、あえて入れたところに、ずしん、ずしんと胸に響いてきた気配を感じました。
戦争の背景や意図とは切り離されて、一人の人間の無念の死がふいに浮かび上がってくる瞬間を掬い上げていると思います。