2024年01月18日

10〜12番の歌

10〜12番の歌にコメントお願いします。

10 大皿のグラタンぬわーんと取り分けしチーズ多めの母のレシピの 
11 「オムライスを食べてる時のあなたが好き」と言う時の君がオレは好きだな 
12 焼鳥を串からひとつ外しつつ聴いてる言葉が私に刺さる 
posted by かりんネット歌会 at 00:00| Comment(15) | 詠草
この記事へのコメント
10 大皿のグラタンぬわーんと取り分けしチーズ多めの母のレシピの

一読して「ぬわーん」というユニークなオノマトペに少し戸惑いましたが、何度か音読しているうちに、家族銘々のお皿に取り分ける時、たっぷりの熱々チーズがよーく伸びている様が頭に浮かび、なるほど「ぬわーん」かも!と納得しました。
Posted by 槙 奈々帆 at 2024年01月20日 12:07
12 焼鳥を串からひとつ外しつつ聴いてる言葉が私に刺さる

しみじみと親友と二人で飲んでいる場面が思い浮かびました。
己を解放するように焼鳥を串から外すそばから、友の言葉がそのすきまに刺さってきた。
互いの不完全さを自覚し認め合うからこその、素敵な関係を想像しました。
Posted by 槙 奈々帆 at 2024年01月20日 12:12
10 大皿のグラタンぬわーんと取り分けしチーズ多めの母のレシピの

たっぷりのチーズが伸びる様子が「ぬわーん」と表現されていて、作者のわくわく感が伝わる楽しい歌です。
「チーズ多めの」で「レシピ」はわかるので、「母の十八番の」などとしてもよいかな、と思いました。

11 「オムライスを食べてる時のあなたが好き」と言う時の君がオレは好きだな

何とも微笑ましい一首です。「ごちそうさま!」と言うしかありません笑。

12 焼鳥を串からひとつ外しつつ聴いてる言葉が私に刺さる

情景も作者の心情もよくわかる歌です。
気になるのは2点、まず「ひとつ外しつつ」です。まるでスローモーションみたいにじわじわと串から抜いているのが非現実的に思えたので、句跨がりになりますが「串からひとつずつ外し」としてはどうかな、と思いました。そうすると「聴いてる言葉」に神経を尖らせている作者が、どんどん串から外してしまう感じが出るような。「私に」はなくてもよいと思います。
Posted by 松村由利子 at 2024年01月20日 13:04
11 「オムライスを食べてる時のあなたが好き」と言う時の君がオレは好きだな

とってもいいなと思います。ただ、少しリズムが残念かなと思います。
「オムライス食べてる時のあなたが好き」そう言うときの君が好きだな
とかとか、僭越ですが、もう少しリズムがよくなると、もっと素敵だと思いますが、いかがでしょうか?
Posted by 中野富美子 at 2024年01月20日 22:04
11 「オムライスを食べてる時のあなたが好き」と言う時の君がオレは好きだな 

ふむ、思わず青春漫画の一コマを想った私は漫画の読み過ぎでしょうか(笑)。しあわせ感たっぷりのお二人に乾杯!です。
Posted by 蚫谷定幸 at 2024年01月21日 22:46
10 大皿のグラタンぬわーんと取り分けしチーズ多めの母のレシピの

「ぬわーん」という擬態語がユニークで、焼き立てのグラタンの焦げ目にフォークを入れ、破けた表面から、ほかほかの湯気があがっている情景が想像されます。・・・あ。あるいは、チーズののびた感じかもしれないですね。中もきっとアツアツのトロトロで美味しそうですね。
Posted by 広里ふかさ at 2024年01月22日 20:13
10 ぬわーんがとても良いです。グラタンを大スプーンですくいとる時の表現がピッタリだと思います。チーズとクリームソースのあつあつな様子が、まるで食レポみたいで好感があります。美味しいのでしょうね。
Posted by 服部明日檜 at 2024年01月25日 10:22
12 焼き鳥をバラしながら話しをしている、ということはかなり真面目な話なのだと思います。耳に痛い話しを、ひとつ外しつつ、という表現に込められていて、さらに焼き鳥に刺さる串と私に刺さる言葉に重なり、あーと思いました。良い友達ですね。
Posted by 服部明日檜 at 2024年01月25日 10:27
12 焼鳥を串からひとつ外しつつ聴いてる言葉が私に刺さる

二人での食事かもしれませんが、私には数人での食事会(宴会)の場面が思い浮かびました。聴いている言葉は作者に直接向けられたものではなく、第三者のことだったり一般的な話として語られたものと思いました。焼鳥を串から外しながら何となく聴いていたのに、その言葉がグサッと胸に刺さったと解釈し、共感しました。
Posted by 吉村享子 at 2024年01月26日 15:22
11 「オムライスを食べてる時のあなたが好き」と言う時の君がオレは好きだな

この「あなた」と「君」 はジェンダー? 「私食べる人」もやっぱり続いてる? 「オレ」は江戸時代はギャルも使ってたけど、やっぱり今はオトコだよね。
まあ、そんなことは差し当たり、誰も気にしないのかな?
昭和のワタシは妙に気になってしまいますが…
昭和のワタシはもちろんこの歌に1票入れました。
ワタシは料理が好きでよく食事も作ります。(でも昭和の頃はゴキブリ亭主と言う蔑称で呼ばれていました)
世の中変わった?それとも、あまり変わっていない?
Posted by 竹内幹夫 at 2024年01月28日 04:54
12番:職場の上司と飲んでいる様子を思い浮かべました。
焼き鳥は串から解放されつつあるのに、自分は串に刺されていくような、対比がおもしろいと思いました。
Posted by 東 洋子  at 2024年01月29日 08:16
11 「オムライスを食べてる時のあなたが好き」と言う時の君がオレは好きだな

 楽しく、微笑ましい歌。四音の字余りで後半が少しもたついているので、この文体の持ち味のままでもう少し整理しても良いのではないか。
 しかし、内容に関しては読んだ時モヤッとした違和感があった。おそらく竹内幹夫さんが書かれているのと似たような感慨が、昭和の女である私の脳裏をも掠めたようだ。(竹内さんの批評は、逡巡のさまが手に取るように分かってとても面白かった)(ただ「オレ」は河野裕子さん初め、現代の女性歌人もたくさん一人称として使っていますね)
 この歌に関しては、「オレ」は男性で、「 」の発言は女性でしょう。そしてオムライスを作ったのも女性という設定なのでしょう。
 これだけ手放しの歌もそうはないので、まあここはジェンダー云々と目くじらをたてなくてもいいのだろうな、と自分に言い聞かせている。

Posted by 鹿取未放 at 2024年01月29日 19:53
12 焼鳥を串からひとつ外しつつ聴いてる言葉が私に刺さる 

焼き鳥をつまみながら二人でじっくりと一献傾ける場面を想像しました。
イタイところを突かれたか、ともかくも傾聴している主体が見えます。刺されたものを外すたびに刺さるものがあるという現象の面白さの中にシリアスな場面を読み込んでいます。
Posted by 若槻真美子 at 2024年01月30日 00:20
10 大皿のグラタンぬわーんと取り分けしチーズ多めの母のレシピの 

「ぬわーんと」がとてもよいです。上品に、丁寧に取り分けようとしたらこんなに大きく伸びないだろうし、気さくに大胆に取り分けている様子が浮かんできます。
お母様お手製なのか、あるいは習ったレシピで作った様子なのか、色々に解釈できそうですが、いずれにしてもあたたかで賑やかな食卓なのでしょうね。


12 焼鳥を串からひとつ外しつつ聴いてる言葉が私に刺さる

先の皆様のコメントを読んで、同席の人の言葉という解釈もあるのだなと気づかされました。
私は、近くの他人の会話やテレビなどの音声がたまたま耳に入ってきて、刺さったのだと解釈しました。
自分に向けられた言葉でないがゆえに説教臭さや意図もなく、避けようもなく痛いところを突かれたのかな、と。
焼鳥を串から外していたのはたまたまでしょうが、言葉が刺さったあとでは、まるで、自分の心の棘を抜く代わりに焼鳥を串から解放しているかのようにも見えて、沁みました。
Posted by 遠音 at 2024年01月30日 02:45
11 「オムライスを食べてる時のあなたが好き」と言う時の君がオレは好きだな
俵万智のわたしはあなたのおとうさんが好きの歌を思い出しました。食べ物の歌ということでご馳走さまを狙ったのかななんて、考え過ぎですね。
Posted by 梅原秀敏 at 2024年01月31日 03:53
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