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2023年01月18日
28〜29番の歌
28〜29番の歌にコメントお願いします。
28 もう無理と言えば泉が問うてくる金の労働銀の労働
29 琉金の尾びれのあらばふんはりと“友達のまま”を泳ぎきるのに
posted by かりんネット歌会 at 00:00|
Comment(8)
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この記事へのコメント
29 琉金の尾びれのあらばふんはりと“友達のまま”を泳ぎきるのに
不思議で、面白い一首で、最初は意味が掴めなかったのですが、上句と下句を対比させつつ、何度か読ませていただき、初句がミソだなと気付きました。
これは、人間界でいうと、男女の恋人未満、友達?の関係では、と私なりに想像してみました。
琉金のふわりとした尾鰭があれば、確かに相手を傷付けず、「友達のまま」でいられそう。
Posted by 蚫谷定幸 at 2023年01月18日 20:15
28 もう無理と言えば泉が問うてくる金の労働銀の労働
もう無理って言いたくなる仕事、たくさんありますね。金と銀って何が違うんでしょう?両方嫌ですって言えば何が残るんでしょう?
Posted by 丘の紫陽花 at 2023年01月18日 22:00
29 琉金の尾びれのあらばふんはりと“友達のまま”を泳ぎきるのに
蚫谷さんの「相手を傷付けず」にあの広くて長くゆったりと揺れる尾びれはぴったりの表現ですね。とかく硬くてピシピシと動く尾びれでもって対応してしまいがちですね。真面目な証拠でしょうが。
Posted by 夏目たかし at 2023年01月20日 10:14
28 もう無理と言えば泉が問うてくる金の労働銀の労働
大昔、学芸会で「金の斧、銀の斧」に出演?したことを思い出しました。さまざまに解釈できる奥深いお歌と思いました。作者は「鉄の労働」に従事されていると解釈しました。
Posted by 夏目たかし at 2023年01月20日 10:21
29番歌 ふんはりの序詞がいいですね。泳ぐというより漂う感じ。他の魚の尾びれの実用的である事からかけ離れて、琉金は確かに装飾的に泳いでいます。恋愛の深浅よりも、琉金の生き方に目を向けさせてくれた一首でした。
Posted by 田浦将 at 2023年01月21日 15:29
28 もう無理と言えば泉が問うてくる金の労働銀の労働
仕事を投げ出したくなるような状況で、さまざまな仕事について思いを巡らせている作者でしょうか。意に添わないが報酬の高い仕事、その逆の仕事、憧れたが就けなかった仕事などなど。そうした架空の仕事に就いた自分を空想、夢想する気持ちが、寓話の世界に重ねられ、託されているのではと感じました。
Posted by 東山研司 at 2023年01月21日 20:53
29番:わたしも「ふんはり」の表現に惹かれました。このなんとなく漂っている感じが、友達でもなく恋人でもなくという曖昧さに通じていて、行くの?引くの?どっち?!という方向の定まった泳ぎ(関係)とは無縁でいいなあ…と、水槽を見つめている人物の心が伝わりました。
Posted by 東 洋子 at 2023年01月21日 23:38
29 琉金の尾びれのあらばふんはりと“友達のまま”を泳ぎきるのに
みなさんのコメントを読むと、友達か恋人かという揺れのことのようですが、私は一読して(同性の)友達か友達でないかというふうに解釈しました。つまり何らかの理由で友達とその関係を続けられなくなりそうな人の、後悔を込めた歌なのかな、と。どちらの解釈にしても、琉金の尾びれという美しく優雅なものに喩えたのがいいですね(琉金の画像を何度も見てしまいました)。
Posted by 福島隆史 at 2023年01月22日 12:03
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不思議で、面白い一首で、最初は意味が掴めなかったのですが、上句と下句を対比させつつ、何度か読ませていただき、初句がミソだなと気付きました。
これは、人間界でいうと、男女の恋人未満、友達?の関係では、と私なりに想像してみました。
琉金のふわりとした尾鰭があれば、確かに相手を傷付けず、「友達のまま」でいられそう。
もう無理って言いたくなる仕事、たくさんありますね。金と銀って何が違うんでしょう?両方嫌ですって言えば何が残るんでしょう?
蚫谷さんの「相手を傷付けず」にあの広くて長くゆったりと揺れる尾びれはぴったりの表現ですね。とかく硬くてピシピシと動く尾びれでもって対応してしまいがちですね。真面目な証拠でしょうが。
大昔、学芸会で「金の斧、銀の斧」に出演?したことを思い出しました。さまざまに解釈できる奥深いお歌と思いました。作者は「鉄の労働」に従事されていると解釈しました。
仕事を投げ出したくなるような状況で、さまざまな仕事について思いを巡らせている作者でしょうか。意に添わないが報酬の高い仕事、その逆の仕事、憧れたが就けなかった仕事などなど。そうした架空の仕事に就いた自分を空想、夢想する気持ちが、寓話の世界に重ねられ、託されているのではと感じました。
みなさんのコメントを読むと、友達か恋人かという揺れのことのようですが、私は一読して(同性の)友達か友達でないかというふうに解釈しました。つまり何らかの理由で友達とその関係を続けられなくなりそうな人の、後悔を込めた歌なのかな、と。どちらの解釈にしても、琉金の尾びれという美しく優雅なものに喩えたのがいいですね(琉金の画像を何度も見てしまいました)。