2023年01月18日

7〜9番の歌

7〜9番の歌にコメントお願いします。

7 冴ゆる夜は金の屏風の外(と)に出でて白兎と黒猫(くろ)は御舟(ぎょしゅう)をさがす
8 金継ぎのひとすじ清し飯茶碗盛りて幾年飯ならぬもの
9 どっかりと昆布巻きのおわす重箱に金柑は灯る春の児のように 
posted by かりんネット歌会 at 00:00| Comment(7) | 詠草一覧
この記事へのコメント
9 どっかりと昆布巻きのおわす重箱に金柑は灯る春の児のように 

金柑というと、織田信長が明智光秀の事をそんな渾名で呼んでいた事を思い出しましたが、それは関係なく、この一首は、昆布巻きの重厚感に、きらりと光る金柑との対比がとても良いと思います。
冬を終えて春の暖かさを迎えた子供の笑顔を想いました。
Posted by 蚫谷定幸 at 2023年01月18日 21:00
8 金継ぎのひとすじ清し飯茶碗盛りて幾年飯ならぬもの

金継ぎされて長年大切に使われている素敵な食器。そこに毎日の食事を丁寧に続けているそんな暮らしが想像できました。
Posted by 丘の紫陽花 at 2023年01月18日 21:18
9.重箱を開けたときのお節料理が上手く表現できていると思いました。言われてみれば確かに昆布巻きはどっしりという感じがしますし、小さな金柑は幼い児のイメージがあります。そこに作者の発見がある歌だと思いました。
Posted by コ力聖也 at 2023年01月20日 13:51
7番:屏風の金、兎の白、猫の黒、と鮮やかなコントラストが印象的です。
「はくと」と「くろ」というのも固有名詞のようで、また、御舟先生を探している様子も、親を探している幼子のようでかわいいなと思いました。
この屏風は残念ながら見たことがないのですが、早く見たくなりました。
Posted by 東 洋子 at 2023年01月22日 00:04
9 どっかりと昆布巻きのおわす重箱に金柑は灯る春の児のように

金柑を灯る春の児に見立てたのがすばらしい(特に児というのがいいです)。昆布巻きの黒とかがやく金柑のコントラストもとても印象に残ります。さらに若い生命力を感じるということでも正月の歌にぴったり。
Posted by 福島隆史 at 2023年01月22日 11:42
7番.東さんのコメントと重なりますが、私も先ず金屏風、白兎、黒猫の色彩の鮮やかさがいいなと思いました。一冊の絵本のような楽しさもあります。
Posted by 吉村享子 at 2023年01月24日 16:59
7 冴ゆる夜は金の屏風の外(と)に出でて白兎と黒猫(くろ)は御舟(ぎょしゅう)をさがす

「金の屏風」から日本画、「御舟」のルビから速水御舟(の作品「翠苔緑芝」)であるヒントを与えつつ、作品を知らなくとも、月夜に絵から抜け出した兎と猫が舟遊びをするファンタジーが膨らみます。
ルビが多いので、御舟(ぎょしゅう)のみにしては?
◆「外(と)」→ルビ無しで読める
◆「白兎と黒猫(くろ)は」→主格“は”→省略/黒猫→“くろねこ”読みで
             「白兎と黒猫」(8音)または「白兎、黒猫」(7音)
Posted by 若槻真美子 at 2023年01月28日 14:00
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