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2022年12月18日
13〜15番の歌
13〜15番の歌にコメントお願いします。
13 頭上に星降るほど清く訪うて叩けぬ門へと鳴るかさぐるま
14 そう熱くなるなと剽げる人のよう星取表に交じる「や」の字は
15 流れ星だれにも逢わず傷つかずだれを愛するこの世の誰を
posted by かりんネット歌会 at 11:55|
Comment(8)
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詠草
この記事へのコメント
15 流れ星だれにも逢わず傷つかずだれを愛するこの世の誰を
流れ星は、周期彗星(ほうき星)が空間にばら撒いたダストが地球の引力に引かれ大気に突入した時の姿を私たちは見ている事になります。流れ星は刹那な命、何も言わないですが、長い旅をして、出会いもあったかもしれません。それは私たち一人一人の人生と似て孤独を語っているのかも。静かに誰かの名を呼びたくなる一首だと思います。
Posted by 蚫谷定幸 at 2022年12月20日 19:41
14 そう熱くなるなと剽げる人のよう星取表に交じる「や」の字は
相撲の星取表には、◯●や、が並ぶ。その、や、に言及したところに意外な面白みがある。がっぷり四つの勝負ばかりでは、という軽い余裕とユーモアと意見表明…
Posted by 中村暢夫 at 2022年12月22日 17:36
14 そう熱くなるなと剽げる人のよう星取表に交じる「や」の字は
勝負事の中にも、こうした「余裕」を感じる心が楽しいと思います。
実際の休場は、怪我や病気など、力士の歯軋りとともにあるのでしょうが、その力士にも語りかけるような心持ちになっている「わたし」の思いも伝わってきます。
Posted by 大井 at 2022年12月23日 18:57
14 そう熱くなるなと剽げる人のよう星取表に交じる「や」の字は
何となく楽しいのは「や」の字だからですよね。これが「お」や「わ」だとそれほど楽しくない。「や」の字のぐにゃっと曲がった少し間の抜けた感じがいい。星取表に「ややややや」なんてあったら、「ううん?」ってなりませんか。すばらしい発見の歌だと思います。
Posted by 福島隆史 at 2022年12月24日 12:24
15 流れ星だれにも逢わず傷つかずだれを愛するこの世の誰を
この歌を読んだ第一印象は、リズムのなめらかさ、最後までどこにも引っ掛からずにすらりと読める口触りの良さでした。こういう歌を詠みたいと常々思っていますが、なかなかできません。流れ星の孤独と、それでも実はやさしさに溢れたものであることが伝わってきます。
Posted by 福島隆史 at 2022年12月24日 12:32
14番:「や」の字がくつろいでいる人の形に見えてきました。否定的に取られがちな星取表の「や」の字に対するおもしろい発見だと思いました。
Posted by 東 洋子 at 2022年12月28日 09:27
13 頭上に星降るほど清く訪うて叩けぬ門へと鳴るかさぐるま
「清く」がいずれの語にかかるのか、または一首の情景全体を包み込んでいるのか考えました。訪ねたにもかかわらず、門を叩くことができない。その理由をいろいろと想像してみました。かさぐるまが、作者の代わりに家の中にいる人へ気持ちを伝えているのでしょう。星降る静謐な夜に、カラカラと響くかさぐるまの音が印象的です。
Posted by 嶌 菜穂子 at 2022年12月30日 23:34
15 流れ星だれにも逢わず傷つかずだれを愛するこの世の誰を
口下手・難聴なため、人と話すのが苦手なのですが、それゆえにこの歌は刺さりました。
誰にも会わなければ、やり取りをしなければ、傷つくこともない。そして、愛する歓びも知ることはない。歓びだけの人生は、ないのだ。
小川の流れのような旋律も心地よいです。
Posted by 遠音 at 2022年12月30日 23:48
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流れ星は、周期彗星(ほうき星)が空間にばら撒いたダストが地球の引力に引かれ大気に突入した時の姿を私たちは見ている事になります。流れ星は刹那な命、何も言わないですが、長い旅をして、出会いもあったかもしれません。それは私たち一人一人の人生と似て孤独を語っているのかも。静かに誰かの名を呼びたくなる一首だと思います。
相撲の星取表には、◯●や、が並ぶ。その、や、に言及したところに意外な面白みがある。がっぷり四つの勝負ばかりでは、という軽い余裕とユーモアと意見表明…
勝負事の中にも、こうした「余裕」を感じる心が楽しいと思います。
実際の休場は、怪我や病気など、力士の歯軋りとともにあるのでしょうが、その力士にも語りかけるような心持ちになっている「わたし」の思いも伝わってきます。
何となく楽しいのは「や」の字だからですよね。これが「お」や「わ」だとそれほど楽しくない。「や」の字のぐにゃっと曲がった少し間の抜けた感じがいい。星取表に「ややややや」なんてあったら、「ううん?」ってなりませんか。すばらしい発見の歌だと思います。
この歌を読んだ第一印象は、リズムのなめらかさ、最後までどこにも引っ掛からずにすらりと読める口触りの良さでした。こういう歌を詠みたいと常々思っていますが、なかなかできません。流れ星の孤独と、それでも実はやさしさに溢れたものであることが伝わってきます。
「清く」がいずれの語にかかるのか、または一首の情景全体を包み込んでいるのか考えました。訪ねたにもかかわらず、門を叩くことができない。その理由をいろいろと想像してみました。かさぐるまが、作者の代わりに家の中にいる人へ気持ちを伝えているのでしょう。星降る静謐な夜に、カラカラと響くかさぐるまの音が印象的です。
口下手・難聴なため、人と話すのが苦手なのですが、それゆえにこの歌は刺さりました。
誰にも会わなければ、やり取りをしなければ、傷つくこともない。そして、愛する歓びも知ることはない。歓びだけの人生は、ないのだ。
小川の流れのような旋律も心地よいです。