2022年11月18日

19〜21番の歌

19〜21番の歌にコメントお願いします。

19めっきりと猿めいてきた 山賊と称するために坂道を行く
20電線の交差しているアナログな町の坂にはたいていいる猫 
21真つ青な坂道のぼる飛行機のなかで広げるパピルスの地図 
posted by かりんネット歌会 at 00:00| Comment(5) | 詠草
この記事へのコメント
21真つ青な坂道のぼる飛行機のなかで広げるパピルスの地図 
飛行機の離陸時のフワッと浮いたあの瞬間を真つ青な坂道のぼると表現したところに爽快さを感じました。パピルスは古代エジプトで同名の植物から作られた紙。そのパピルスの地図を広げてこれから始まるエジプト旅行に思いを馳せている様子が伝わって来ました。
Posted by コ力聖也 at 2022年11月21日 10:46
19番歌。猿なのか山賊なのかを絞ってほしい気はしましたが、野生化してきた自分をユニークにとらえた佳歌と思いました。洗練と都会化に価値が置かれる世相への反発なのでしょうか。
Posted by 田浦将 at 2022年11月23日 10:32
21番歌。現代的な乗り物に乗りながら、自分の目指すものは古代の紙にかかれたものなのだと対象化しているところに共感しました。飛行機が坂道をのぼるわけはないので、これも文明とは対極にある悠久の道を示しているのでしょう。
Posted by 田浦将 at 2022年11月23日 10:37
21 真つ青な坂道のぼる飛行機のなかで広げるパピルスの地図 

スケールの大きな、そして若々しい読後感が好きです。パピルスの地図と飛行機・空の取り合わせもさわやかで、時間と空間の雄大な広がりを感じます。実際にはパピルスの地図などもうないのでしょうが、あると思ってしまう、この歌の中にぴったりおさまっているのがすばらしいと思います。
Posted by 福島隆史 at 2022年11月23日 13:29
21番:「坂道のぼる」で、飛行機がぐんぐん上昇していく様子、そして異国の旅への期待が高まっていく様子が伝わります。
実際に見ているのは、紙に印刷された地図なのでしょうが、「パピルスの地図」という表現で、真っ青な空を超えて時空も超えていくような雄大さを感じました。
Posted by 東 洋子 at 2022年11月26日 20:14
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