2022年09月10日

詠草一覧・選歌案内

令和4年第9回のかりんネット歌会には、初参加の方を含め28首が寄せられました。
今回もたくさんのご応募ありがとうございます!
さて、ここからが本番です。

それでは、これから次の順で進めさせていただきます。

@選歌投票(9月17日まで):出詠されたeisoのアドレス宛に、@氏名、Aよいと思った歌5首の番号、をお送りください(投票受領の返信は省略させていただきます)。投票結果はコメント前に公表します。
A各歌についてのコメント(9月18〜29日):一気に行います!
B全体的コメント:編集委員、選歌委員のコメント・アドバイス。
C作者名発表:9月30日の予定です。

★ご注意 コメント欄に歌の投稿、選歌をしないようにお願いします。
必ず、以下の送付アドレスまでお願いいたします。
web_kakai_eisou★karinnokai.net(★を@に変えてください)

             詠草一覧(カッコ内は直前の語のふりがなです)

1 今年米供う父の忌空を縫う鳥黒々と飛行するなり
2 彼岸には半殺しぢやとおばば言ふ餅米潰せと鉢を持たされ
3 父のため一握りの米を粥して心はのこし職場に急ぐ
4 闇米で金を儲けた森君のおやじのクーペが爆走した日
5 田の畦を跳ぬる稲子を味見して今年の米の出来栄えをみる
6 一粒ずつ一粒ずつ米食べてみよ生きててよかったとう味がする
7 まんまんと水をもらって育ちゆく米はまことに水の精なり
8 研ぐ米にあたらしき水そそがれてたちまち濁る初心のごとく
9 米作は年貢のためで食するは雑穀なりし産土の地よ
10 米作り田を守りしも病身の義兄は稲穂を寂しく見つむ
11 アレルギーに仕出しのおかず食べられず塩もて白米押して頂きぬ
12 無洗米のような若者あつめられ上司にゆるく濯がれている
13 SDGsという言葉がすぐに浮かぶいま二人で余す一合の米
14 米一合買えばおまけに一掴み一人暮らしの初飯硬し
15 初めての歌会に出で評受くる米川さんより結句弱しと
16 米粒に群がる小さき雀子を雉鳩二羽が見守っている
17 半島を頂くゴルビーやはらかな目尻に解きぬ米ソのこぶし
18 青の統べる部屋で玩具の恐竜と見つめあふ夜を久留米に泊りぬ
19 コンビニのツナマヨおにぎりほおばって米のなる木をまだ知らぬ子ら
20 裏返すたびに弾ける虫の音米咬むように繰り返し聴く
21 米原を越ゆるあたりに見し雪が恋の記憶のすべてなりたり
22 米軍の飛行機の音が過ぐるまで無言で阿弥陀如来像座す
23 詩のように言ってくれたらいいのにな「北米の木の話をしよう」
24 #ハッシュタグ※米印や☆星つけて♭フラットにしてコスパなことば
25 冗談に見えても実に彼らふう「愛を米て」も「びじゅチューン!」も
26 たいせつに本音は米櫃の底へ埋め長月のむしの声に涙す
27 精米を終えて倉庫に夜を眠る新潟小国の秋の深まり
28 雀にはあらで烏の降り来たり神棚の米盛りたる塀に
posted by かりんネット歌会 at 00:00| 連絡事項