2022年08月18日

13〜15番の歌

13〜15番の歌にコメントお願いします。

 13 弾丸(たま)尽きて椰子にもたれる密林に祭囃子の遠くに聞こゆ

 14 歌会の意見飛び交うそのさなか祭太鼓の口出しを聞く

 15 祭壇の写真のきみのあの笑顔ああ、もう一度会ひたかつたよ


posted by かりんネット歌会 at 20:34| Comment(4) | 詠草
この記事へのコメント
14 歌会の意見飛び交うそのさなか祭太鼓の口出しを聞く

これは、その情景が目に浮かぶようで面白いお歌だなと思いました。
歌会が長くなり、色々な意見が出てまとまらず、雰囲気も何となくまとまりがない時に、祭り太鼓の始まりとなり、室内の雰囲気がガラッと変わる。そんな情景を浮かべてみました。
Posted by 蚫谷定幸 at 2022年08月19日 00:35
13 弾丸(たま)尽きて椰子にもたれる密林に祭囃子の遠くに聞こゆ

小説や映画のワンシーンのような歌。主語がないが、実体験かどうかは措くとして、戦場と平和な日常を取り合わせる詠みぶりはステレオタイプ的な印象が私にはした。作者ならではの発見は何だったのか。八月はなんらかの形で戦争をふりかえることが多い月だなと思ったしだい。
Posted by 中村暢夫 at 2022年08月21日 08:01
15番の歌

死別を経験したことのある方なら、十分に共感のできる歌だと思います。ただ、それだけに広く一般化されてしまったような感があり、この作者の、また、「きみ」の個別性を感じさせる情報が必要な気がします。そうすることで、「もう一度会ひたかつたよ」と直接的に言わずとも、惜別の思いを伝えられるのではないでしょうか。
Posted by 辻聡之 at 2022年08月30日 21:21
14 歌会の意見飛び交うそのさなか祭太鼓の口出しを聞く

はっとする瞬間をきれいに切り出した歌だと思います。
世の中には様々な状況があって、自分が身を置いているのはその中の一場面に過ぎないのですが、集中していると眼の前の状況だけが世界の全てのように感じてしまう。その錯覚がふいに破られた、小さな驚きが伝わってきました。
それと「祭太鼓の口出し」は、演奏の皮切りという意味かと思いましたが、「口出し」を辞書で引いてもそのような意味はないので、歌会の口論の最中にまるで「いやいやそうじゃねえよ」と割り込むかのように祭り太鼓が鳴り響いた、という感じでしょうか。
Posted by 遠音 at 2022年08月30日 23:33
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