2022年08月18日

16〜18番の歌

16〜18番の歌にコメントお願いします。

 16 お客さま大感謝祭半額セール対象外商品のように生く

 17 不都合はさくっと切り捨て決行すコロナ禍戦禍の平和の祭典

 18 打撲した足指腫れてコロナ祭かかとで歩く過去へ過去へと


posted by かりんネット歌会 at 20:33| Comment(7) | 詠草
この記事へのコメント
16 お客さま大感謝祭半額セール対象外商品のように生く

大変意味の深いお歌だと、ユーモアの中に気付かせていただきました。
真面目な人程損をする、世渡りが下手、要領が悪い、いわば大感謝祭半額セール対象外のような生き方をする人がいる、私もそうです。
でも、私は真面目で不器用さが好きです。要領良くスイスイよりも、世の中を深く知る事が出来ますし、優しくなれます。
私個人の解釈はこうですが、作者と違っていたらすみません。
Posted by 蚫谷定幸 at 2022年08月19日 00:41
17 不都合はさくっと切り捨て決行すコロナ禍戦禍の平和の祭典
平和の祭典は、広島・長崎と終戦記念日の平和記念式典とことだと読みました。アメリカの核の傘の下に守られている現実や核兵器禁止条約への不参加であることを、不都合はさくっと切り捨て とさらっと言っているが良いと思いました。
また、もうひとつの読みとして、戦禍という言葉から5月に行われたロシアの戦勝記念の祭典のかなとも思いました。
何れにしても、コロナ禍を入れることによって、焦点が少しボケてしまうように感じました。
Posted by コ力聖也 at 2022年08月19日 16:28
16 お客さま大感謝祭半額セール対象外商品のように生く

ゴツゴツとした調べを醸しだす破調(字余りの多用)は故意なのだろう。他の商品のようには自らを安売りをしないという作者の矜持が伝わる。世相に流されず自らの価値を高め自己実現を粘り強く図ろうとしている作者の感慨を歌う。とは述べながら、具体的にはどんな生き方をされているのかをお聞きしたいと思ったしだい。
Posted by 中村暢夫 at 2022年08月20日 06:57
16 お客さま大感謝祭半額セール対象外商品のように生く
 
 岡井隆の選外佳作の歌を思い出した。岡井の歌は自嘲気味に矜持を歌っているが、この作者も同じだろうか。安売りされまい、消費されまいとする意思を感じる。「生く」の具体は書かれていないが、例えば政治的多数派に流されまいとする生き方、少数派でも自分が正しいと思う場に踏みとどまろうとする意思を遠回しに言っているのかもしれない。字余りなのにストンと落ちるような結句の不安定な詠いぶりに、苦い立ち位置が反映しているのかもしれない。
 ※岡井隆の歌を正確に思い出せませんでした。どなたかおわかりの方がありましたらお教え下さい。

Posted by 鹿取未放 at 2022年08月20日 16:17
16 お客さま大感謝祭半額セール対象外商品のように生く

半額セール対象商品のように生きる、というのであれば何となくわかりますが、敢えて対象外商品としたところが目を引きました。拗ねているのか拗ねていないのか。具体的にどんな人生なのかをぜひ知りたいですね。
Posted by 福島隆史 at 2022年08月21日 15:52
16番:いろいろなコメントが寄せられていますが、私は最初の蚫谷さんと同様の感想を抱きました。
本人は決してそんなつもりはなく、矜持も何もないのだけれど、なぜかお高くとまっているように見られてしまう、という損な人いますね確かに。
何にせよ、自分自身を見つめる冷静さとユーモアが好きです。自分に対するこんな戸惑いも、年をとればいつしか矜持に代わっていきます。
Posted by 東 洋子 at 2022年08月27日 22:50
18番の歌

足指が打撲によって腫れてしまい、踵で不器用に歩くしかない、しかも過去へ逆戻りするように。踵で歩くという行為の具体性がおもしろく、また過去へ戻っていくような気分もなんとなく伝わります。ただ、読み解く際に悩むのは歌の中心にある「コロナ祭」ではないでしょうか。作者本人が打撲に加えてコロナに罹患したのか、世の中の状況をコロナの「祭」と表現したのか、いまひとつ読みを確定させることができませんでした。
Posted by 辻聡之 at 2022年08月30日 21:29
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