2022年08月18日

22〜24番の歌

22〜24番の歌にコメントお願いします。

 22 熱中症警戒アラート響む地に間引かれゐるか蝉の祭典

 23 祭りだとかけ声あげる上司いて繁忙時へと入りゆくオフィス

 24 祭りのこと分からないというアトムの眼は毎朝5時に祝祭的に開く


posted by かりんネット歌会 at 20:32| Comment(8) | 詠草
この記事へのコメント
 23 祭りだとかけ声あげる上司いて繁忙時へと入りゆくオフィス

年度末、または繁忙期、鉢巻を巻いて、修造タイプ(松岡修造さんには失礼)、またはアニマル浜口タイプの上司が部下たちを激励している様子が目に浮かびました。今が追い上げ時だ!と。
Posted by 蚫谷定幸 at 2022年08月19日 09:44
23番歌。職場のリアルがよく捉えられていると感心しました。多忙さを陽気に「祭り」と表現して職場を鼓舞する上司を、客観的に見ている職員たちが目に浮かぶようです。同調して盛り上がろうとする人も、冷ややかに受け止める人もあるんでしょうね。「繁忙時」なので、ほとんど毎日繰り返される光景なのでしょうか。
Posted by 田浦将 at 2022年08月19日 14:45
22 熱中症警戒アラート響む地に間引かれゐるか蝉の祭典

確かに酷暑には蝉の声は聞かれない。そんな発見をすくって歌にされた。蝉時雨の代わりにアラートが響むという対比が印象的。あれは誰かによる間引きなのか、そもそも間引きなのか、と多少引っかかったが、昨今、人間の祭りが縮減しているというイメージをうまく重ねられたと思う。
Posted by 中村暢夫 at 2022年08月20日 06:58
24 祭りのこと分からないというアトムの眼は毎朝5時に祝祭的に開く

全体に、一行詩のようでもあり、物語めく。アトムというと手塚治虫の鉄腕アトムを想起するが、手塚の設定には従っていないように見える。一句・二句はアトムの語りと読め、頼りなげな覚束ない雰囲気…。結句のどこか暗示的な、祝祭的に開く、が印象的。私は独特の雰囲気を楽しんだ。
Posted by 中村暢夫 at 2022年08月21日 08:01
 23 祭りだとかけ声あげる上司いて繁忙時へと入りゆくオフィス

このような迷惑な上司はどこにもいるのですね。でも今のような世知辛い世の中であれば、このような上司は案外有意義な存在かもしれません。迷惑だけどまあいいか、っていう感じで。
Posted by 福島隆史 at 2022年08月21日 15:56
 23 祭りだとかけ声あげる上司いて繁忙時へと入りゆくオフィス

出遅れるともう書くことが無くなりました。
歌の語調が内容と合ってとても良いですね。
それにピリッとした皮肉もよく効いています。
Posted by 夏目たかし at 2022年08月22日 17:27
23 祭りだとかけ声あげる上司いて繁忙時へと入りゆくオフィス

先のコメントでも様々な読みがあり、なるほどと思いました。
私の場合は、繁忙期に差し掛かり、殺伐としてきたオフィスの空気を切り替えようとして上司が「祭りだ!」とおどけながら鼓舞している場面だと読みました。作中主人公の感情を書いていない為、読みも分かれますが、この場合はそれが効いていると思います。


24 祭りのこと分からないというアトムの眼は毎朝5時に祝祭的に開く

対比の構図が嵌った巧い歌だと思いますし、「毎朝5時」が謎めいていて面白い(原作は知らないので元ネタがあるのかもしれませんが)のですが、理屈っぽさが少し引っかかってしまいました。引っかかってしまうのも巧いゆえ、なのですが。
「祝祭的に」が効いている、もしくは理屈っぽいと評価が分かれそうな気がします。
Posted by 遠音 at 2022年08月31日 00:12
24 祭りのこと分からないというアトムの眼は毎朝5時に祝祭的に開く

アニメの背景はわかりませんが、面白い歌です。ロボットのプログラムが人間の生活と重なり、表面的な仕草がまるで人間の心を理解しているかのように映る。そのずれの感覚がうまく表れていると思います。でも本当に人間的なのは人間の心を理解しようと必死なロボットの方なのかもしれません。

佐々木実之さんの歌を思い出します。

「夕暮は超高層ビルを焼く娶ること永遠になからむアトム」
Posted by 中山洋祐 at 2022年08月31日 22:29
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