2021年05月18日

16〜18番の歌

16〜18番の歌にコメントお願いします。

16 さりさりと縒りのほどけて六連の淡水真珠はたなうらに跳ぬ

17 満月の夜に吾の翳連れさらる月のうさぎは影でできている

18 重ねても連ねても変わらない空でさんごの風をまといに海へ
posted by かりんネット歌会 at 22:04| Comment(8) | 詠草
この記事へのコメント
17 満月の夜に吾の翳連れさらる月のうさぎは影でできている

自身の翳が満月の月のうさぎの影を作っている。メルヘンチックな歌で特に結句が好きである。
Posted by 檜垣実生 at 2021年05月19日 23:10
O淡水真珠のネックレス、もしくはブレスレットがほどけてしまい、真珠が跳ねている様子と読みました。
実際に目の前で起こるとショックを受けそうなシチュエーションですが、感情語がなく、さらりとした描写に惹かれました。下の句が好きです。
Posted by 古河惺 at 2021年05月23日 01:04
16 さりさりと縒りのほどけて六連の淡水真珠はたなうらに跳ぬ

「さりさりと」の音が印象的な一首です。ほどけたものは、もしかしたら誰かとの関係か。あるいはご自身の心が何かから解放されたのかとも想像しました。
Posted by 嶌 菜穂子 at 2021年05月23日 19:25
17,満月の夜に吾の翳連れさらる月のうさぎは影でできている

絵本のような句ですね。満月の夜に消えた翳は月のうさぎの影になって、朝日とともに自身に戻ってきて、また満月の夜には、、、。物語があり、印象深い句です。
Posted by 山口コ誠 at 2021年05月25日 13:36
16 さりさりと縒りのほどけて六連の淡水真珠はたなうらに跳ぬ

はらりとほどけて飛び散ってしまったネックレス。がっかりする場面ですが、美しい言葉でそのはかなさを描写されていて素敵だと思いました。わたしも「さりさりと」がとても好きです。
嶌さんの仰るように、なにかの縛りからはからずもほどけたような解放感も感じます。
Posted by 鷽野珠良 at 2021年05月28日 16:46
16番
なにかドラマがあったのだろうな、と感じさせるのに、しっとりとした静けさを感じさせます。真珠の語が効いているのでしょう。手のひらを跳ねたそれらは、新しい結びつきを求める作者の姿なのでしょう。年のせいか、私の想像はネックレスと数珠の両者を天秤にかけています。
Posted by 田浦将 at 2021年05月29日 13:49
16番歌 なにかドラマがあったのだろうな、と感じさせるのに、しっとりとした静けさを感じさせます。真珠の語が効いているのでしょう。手のひらを跳ねたそれらは、新しい結びつきを求める作者の姿なのでしょう。年のせいか、私の想像はネックレスと数珠の両者を天秤にかけています。
Posted by 田浦将 at 2021年05月29日 13:50
17 満月の夜に吾の翳連れさらる月のうさぎは影でできている

上の句の光景は、満月が中天にあって足元の影がとても小さくなってしまっている状況だと感じました。その状態を「吾の翳連れさらる」と表現したのも素敵ですが、連れ去られた影が月のうさぎになっているという感性に驚きました。
うさぎを形作っている「影」は、「吾」だけでなく、同じように月を眺めているそれぞれの「影」なのかもしれません。
上の句の個人的な視点から、下の句の普遍的な広がりをみせる展開も素敵だと思いました。
Posted by 遠音 at 2021年05月30日 22:18
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]