2021年05月18日

10〜12番の歌

10〜12番の歌にコメントお願いします。

10 連なる綿花畑の白い涯にある暗灰の街 撃たれし少年

11 つばくらめ連なりて飛ぶことのなきそのすずしさを貴石とも見ゆ

12 サザンきいてサザエさんみて三連休行く先もなく過ぐ最終日
posted by かりんネット歌会 at 22:03| Comment(8) | 詠草
この記事へのコメント
10 牧歌的な風景が描写されている、と思ったら、下の句で裏切られました。
これはウイグル自治区のことなのでしょうか?
この綿花畠は、強制労働の場ということなのでしょうか?
「連」の持つ正のイメージと負のイメージ、両方が活かされて、歌のメッセージ性が奥深く、多面的になっているように感じました。
例えば、私には「他国の事と、興味すら持っていなかったのではないですか?
興味を持っても、すぐに飽きて忘れてしまうのではないですか」と問い掛けられたと共に、首もとをスルッと真綿が巻き付いてきたような気がしました。
Posted by 古川郁 at 2021年05月19日 22:21
10 連なる綿花畑の白い涯にある暗灰の街 撃たれし少年
米国で頻発する、警官やレイシストによる銃暴力による死についての歌だと読みましたが、なるほど、中国ウイグル自治区とも読めるのですね。米国だとしたら「連なる綿花畑の白い涯にある暗灰の街」は、ミネアポリスかアトランタか。あまりにも事例が多いのでどの「少年」のことかわかりませんが、事件が多発する社会環境を抽象的に一般化されて詠まれているのかもしれません。個人的には「暗灰の街」のイメージがいまひとつピンと来ないのが少々残念で、固有名詞でなくてもイメージの手がかりとなる具体的なディテールがあると、より引きつけて感じられたのではないかと思いました。
Posted by 鷽野珠良 at 2021年05月21日 10:44
11 つばくらめ連なりて飛ぶことのなきそのすずしさを貴石とも見ゆ

確かに燕は町中での営巣中は群れることがない鳥ですが、渡りの時期は何万羽という集団になって群れるとか。群れる鳥、群れない鳥の習性はそれぞれにとても興味深いですね。鳥の姿につい人間社会の思いを重ねてみてしまうことに共感します。
Posted by 鷽野珠良 at 2021年05月21日 10:45
12 サザンきいてサザエさんみて三連休行く先もなく過ぐ最終日

サザンとサザエさん、昭和な連休ですねw リズムのよい「さん」と怒涛の「さ」音の並びが楽しくて、のんびり過ごした平和な連休の感じが伝わります。
Posted by 鷽野珠良 at 2021年05月21日 10:51
10 連なる綿花畑の白い涯にある暗灰の街 撃たれし少年

衝撃的な結句に向けてのキーワード「綿花畑」「白」「暗灰」を連ねながら、広大な綿花農園を黒人奴隷によって拓いたアメリカの成り立ちと、今に続く人種差別という大国の暗部とを、光りから闇へ落とし込むように描く。無辜の民を象徴する「少年」でしょう。 ただ、「連なる」からの入りが唐突な感じがするので、語順や助詞の工夫の余地がありそう。
Posted by 若槻真美子 at 2021年05月22日 00:52
12 サザンきいてサザエさんみて三連休行く先もなく過ぐ最終日

GW自粛期間の【サ行六倍活用】による過ごし方特集。
狂歌的だが、投げやり感が上手く出ている。
Posted by 若槻真美子 at 2021年05月22日 01:42
11 つばくらめ連なりて飛ぶことのなきそのすずしさを貴石とも見ゆ

燕はどこかすがすがしい感じがする鳥で、軒先などに巣を作っても大事にされることが多いと思います。「すずしさ」「貴石」という表現が、そうしたあたりをよく表していて、共感できる表現だと思って読ませて頂きました。
Posted by 東山研司 at 2021年05月24日 20:23
11 つばくらめ連なりて飛ぶことのなきそのすずしさを貴石とも見ゆ

群れず流されず決然と自立する生き様への憧れを「すずしさ」に感じました。
Posted by 若槻真美子 at 2021年05月29日 23:26
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