2021年04月18日

13〜15番の歌

13〜15番の歌にコメントお願いします。

 13 垂線を真中に秘めてやはらかき杜若かなオードリー・タン

 14 木蓮の花よりちいさな小鳥から湧きいずるうた春をとよもす

 15 酔いながら桜木掴みぶら下がり折ってわたしは故郷捨てる


posted by かりんネット歌会 at 21:32| Comment(6) | 詠草
この記事へのコメント
14 木蓮の花よりちいさな小鳥から湧きいずるうた春をとよもす

小鳥の囀りを湧出すると言い、春を響かせると歌う。春の小鳥の溌剌さ、生命力に焦点をあてる視点が好い。小鳥を何と見るかで印象が変わる。雀ぐらいの、ウグイス、メジロ、ホオジロ等か。
Posted by 中村暢夫 at 2021年04月19日 17:50
15 決断する自分を確認する強さのある歌だと思いました。過去形でなく現在形なのでまだぶら下がっている途中かもしれません。桜が折れないで方針変更があるかもしれませんが、しっかりした未来が待っていることでしょう。
Posted by 渡辺泰徳 at 2021年04月20日 17:36
13、一本筋がピシッと通っているのに醸し出す雰囲気はやわらかいオードリー・タンさん。杜若を比喩にもってきたのがピッタリ
だと思いました。「垂線を真中に秘めて」の表現も好きです。
Posted by 吉村享子 at 2021年04月24日 12:22
15番:都会への就職が決まっている学生の卒業の日の出来事と読みました。これは過去の自分を思い出している歌かな、と。今どきの学生さんは、大酒呑んで暴れるイメージが無いので…(あくまでも私の偏見です。若い方からの反論お待ちしています)
輝かしい理由で出立するはずなのに「捨てる」と表現したのは、いろいろな葛藤が心にあったのでしょう。
最近ラジオで筒美京平さんの「木綿のハンカチーフ」がよく流れているのですが、故郷を捨てるということは、こういうことなのだなあと、この歌と合わせてしみじみ思いました。
Posted by 東 洋子 at 2021年04月25日 11:24
13番の歌

吉村さんの評と同じで、芯のある感じと柔和な雰囲気の両立をオードリー・タンの姿に見ているのがよく分かります。四句目の「杜若かな」で一度切ってから、結句の「オードリー・タン」と提示するのも鮮やかですね。今回、とても好きな1首でした。
Posted by 辻聡之 at 2021年04月28日 22:54
13 垂線を真中に秘めてやはらかき杜若かなオードリー・タン

「垂線」という使い慣れない言葉に一瞬とまどったのですが、もしかしたら「すいせん」という花の名前を隠しているのかも?と思ってしまいました。
人物を花にたとえているのに、型にはまった感じや過剰な華々しさなどが全くなく、それでいて豊かなイメージを伴ってすっと入ってきたことが個人的に衝撃で、とても惹かれた歌です。
敬愛や慕わしさの念をこんなふうに言い表せたら、と思ってしまいました。
Posted by 遠音 at 2021年04月29日 01:50
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