2020年10月18日

4〜6番の歌

4〜6番の歌にコメントをお願いします。

 4 秋の野をひくく流るる大河なれ蛇行し光るは微笑みに似て

 5 鬱然としたる荒野に灯を点しひと待つやうに咲く女郎花

 6 馬笑う「山野行楽図屏風」の 上野のお山の蕪村の笑顔


posted by かりんネット歌会 at 12:06| Comment(5) | 詠草
この記事へのコメント
 4 秋の野をひくく流るる大河なれ蛇行し光るは微笑みに似て

この作品、私は好きなのにすごく「惜しい」感があるのです。好きな理由は、「秋の野」を「ひくく」流れる地味なはずの河が、蛇行し光るとき、作者によって河をこえた大きなものになって微笑んでいるからです。作者がそれを感じたことがとてもすばらしい。なのに、とても大事な下句、「微笑みに似て」とすると微笑むより弱くなってしまうし、「なれ」で強く切れたあと下句がその理由を説明するために付けられたように感じてしまうのです。
Posted by 久山倫代 at 2020年10月18日 20:57
4.私も好きな一首でした。四句目まではゆったりとした感じで詠われており良いと思うのですが、微笑みににてが表現として、少し甘さがあるように感じました。
Posted by コ力聖也 at 2020年10月19日 13:49
4、大河の名が詠み込まれていれば具体的なイメージを描きやすかったのではないかと思いました
Posted by 細井誠治 at 2020年10月20日 08:43
6番。蕪村の笑顔が素敵です。山野行楽図屏風は、一度だけ美術館で見ましたが、いつだったかも忘れてしまいました。でも、蕪村の磊落な筆使いが素晴らしかったです。野で。これだけの歌が引き出せるのはうらやましいです。馬笑うも、いいですね。
Posted by 篠原節子 at 2020年10月21日 11:11
6 馬笑う「山野行楽図屏風」の 上野のお山の蕪村の笑顔

馬笑うにまず惹かれました。この導入が素敵です。「山野行楽図屏風」の絵画は見たことがありませんでしたが、この言葉だけで、選歌をしました。
改めて、絵画をネットで拝見すると、馬の背に揺られて、陽光のまぶしい谷川を越え、急な山道を登る旅人の様子などが、ユーモラスに描かれていて、それを書いた蕪村の笑顔が見えるようでした。
 
Posted by はまだもも at 2020年10月22日 17:14
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