2020年10月18日

25〜27番の歌

25〜27番の歌にコメントをお願いします。

 25 風貌は野武士に似るといはれたり夫なる男をあらためて見る

 26 方形の白線ひかるるアスファルト花野の記憶ふかくうづめつ

 27 まづは野菜しかるのち肉食へといふ緩き決まりの喧しいこと


posted by かりんネット歌会 at 12:03| Comment(4) | 詠草
この記事へのコメント
26 方形の白線ひかるるアスファルト花野の記憶ふかくうづめつ

この土地はかって花野だったということを、アスファルトを擬人化して詠んでおられます。アスファルトが花野を覆い隠していると同時に、それを見ている作者の心の中を、花野が深く沈んで行くような感じを抱かせます。ほんの少しだけ気になるのは、「ひかるる」が動作動詞の受身形で上句の中で目立ちすぎるかなというところです。(今現在、白線を引く作業中?線が引かれることで記憶を埋めるのか、白線付きアスファルトが記憶を埋めるのか)
Posted by 久山倫代 at 2020年10月18日 14:54
27 まづは野菜しかるのち肉食へといふ緩き決まりの喧しいこと

野菜ファーストという、あれですね。結句は「かまびすしい」と読むのでしょうか。うるさい、しつこい、という意味でしょうか。ゆるいのにうるさい、ということをいいたいのだと解釈しました。「こと」で結句を収めないほうが、言われている自分の感情が直にあらわれるのでは。
Posted by 久山倫代 at 2020年10月18日 15:38
25 風貌は野武士に似るといはれたり夫なる男をあらためて見る
あらためて夫の顔を見るという歌は良くあるが、野武士といわれてあらためて見るというのは面白い。ただ、誰に言われたのか、また野武士といったときに、どんな顔を思い浮かべるのか読む人によって違うと思うので、そこが少し問題がのこるのかもしれない。
Posted by コ力聖也 at 2020年10月21日 16:59
26番の歌

花野だった所が埋め立てられて道路になったのだろう。太い白線が引かれている。光る、でもよかったかな、などと考えた。ふかく、には、深くと遠くと堅くの意が込められているのだろう。
Posted by 中村暢夫 at 2020年10月21日 20:42
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