2020年09月18日

7〜9番の歌

7〜9番の歌にコメントをお願いします。

 7 孫われが継ぎたるルビー永遠に真偽は問わじ肌にかがやく

 8 偽らぬことこそかたしこの世ではま白き木槿の大輪見つめ

 9 自らを偽ることも限界でワンサイズ上のジーンズ試す


posted by かりんネット歌会 at 22:05| Comment(17) | 詠草
この記事へのコメント
9 自らを偽ることも限界でワンサイズ上のジーンズ試す

とてもよくわかります。でも、「偽る」というお題がなければ、もっと今までの自分が出せる動詞が使えて楽しい歌になったと思わせる点が惜しい。
Posted by 久山倫代 at 2020年09月18日 22:26
9番。偽という題で重くなく軽妙さをだしているのがいい。つい、暗い時世を連想するが、意外なとらえ方が面白く、勉強になりました。
Posted by 篠原節子 at 2020年09月19日 10:02
8番:「偽らぬこと」と「ま白き木槿」が響きあっています。
個人的な感慨を詠まれているのかもしれませんが、まさに「偽らぬこと難し」な日韓問題も想起させられました。
Posted by 東 洋子 at 2020年09月19日 23:36
9 自らを偽ることも限界でワンサイズ上のジーンズ試す

在宅を余儀なくされる期間が長いゆえ、運動不足になりがちで、このような悩みを抱える方も多いだろうなあ、と感じます。ユーモアを交えながらも、何気なくそんな社会を皮肉っているように感じました。
Posted by 蒼音 at 2020年09月20日 06:27
9、偽るという表現がここでは上手く嵌まっていて、トホホな感じが面白い一首と思い読みました
無駄のない下の句も上手いなあと思います
Posted by 細井誠治 at 2020年09月20日 07:42
8、この世ではがやや大袈裟に感じました
Posted by 細井誠治 at 2020年09月20日 08:10
無駄のない言葉で、いろいろなことが伝わってきます。うまい!!
Posted by 森田鞠子 at 2020年09月20日 10:40
番号を入れ忘れました。
9番です。

9.無駄のない言葉で、いろいろなことが伝わってきます。うまい!!
Posted by 森田鞠子 at 2020年09月20日 10:41
7 孫われが継ぎたるルビー永遠に真偽は問わじ肌にかがやく

祖母より受け継いだルビー。その真贋は問わない。継承した、というだけでそれは尊い。
肌だからペンダントかな、胸で赤く輝いている。

9 自らを偽ることも限界でワンサイズ上のジーンズ試す

このサイズのはずだったと試着していたが、お腹を凹めてもなかなか履けない。やはり太ったか、とワンサイズ上を試す光景を面白く歌っている。
一つ心配なのは、ワンサイズ上のジーンズが履けたかどうかである。
Posted by 中村暢夫 at 2020年09月20日 20:25
9番:今回の歌会の中で、一番ユーモラスかつ共感できる歌でした。
それにしても、ギリギリまで自分を偽り続けた(私はまだまだ9号!とか)この作中人物に拍手です。
私はとっくに偽ることをやめて、自らを甘やかし放題なので。
Posted by 東 洋子 at 2020年09月26日 20:01
8、偽らぬ、がやや漠然としていて一首の焦点が定まり切らない点が惜しいと思いました
Posted by 細井誠治 at 2020年09月26日 23:03
7、孫としての役割の一つになったルビーのネックレス。ルビーの赤がくっきりと立ち上がってくる作品。偽物のルビーはくっきりと立ち上がり、肌に馴染むだろうか?技術が良くなっているので、そういうこともあるかもしれないが、祖母の時代にはないような気がする。特に、偽物・本物は考えず、今、胸に輝いている。これだけで、喜びだけではなく、継承する、継承させる責任感が見え、好きな一首。
Posted by 石橋陽子 at 2020年09月26日 23:21
9、ジーンズを試着する場面。「偽」で、この場面を詠まれるなんて、驚きでした。今までのサイズで何とか済ませたかった作者の残念な思いが、とてもよく伝わってくる作品でした。
Posted by 石橋陽子 at 2020年09月26日 23:34
7 孫われが継ぎたるルビー永遠に真偽は問わじ肌にかがやく

祖母の形見を大切に思う作者のまっすぐな気持ちが伝わってきます。ただ、「問わじ」という言葉がとても強く響くので、「永遠に」はなくてもよかったかもしれません。「永遠に」と「問わじ」の両方があるため、偽物ではないかという疑いの方が大きいように思えるからです。「永遠に」を削り、ルビーがペンダントなのか指環なのか、など少し補うともっとよくなるかな、と思いました。

8 偽らぬことこそかたしこの世ではま白き木槿の大輪見つめ

あまり読者に多くの情報を伝えていないので、「ま白き木槿の大輪」の存在感が強く感じられます。木槿は韓国の国花なので、何か日韓の歴史や現在の状況に関わる「偽らぬこと」の難しさをしみじみと思う作者なのかな、と思ったりもしました。でも、それだと「この世では」が不要なので、もう少し具体的な事柄を入れた方がよかったのではないかと思います。

9 自らを偽ることも限界でワンサイズ上のジーンズ試す

軽く詠まれた一首と思いますが、絶妙な「あるある感」が皆さんの共感を得たのでしょう。「限界」がユーモラスです。老いや衰えというのは、自分本人が一番最後に認めるものなので、その可笑しさを突いた狙いのよさがうまいです。
Posted by 松村由利子 at 2020年09月28日 11:53
8 偽らぬことこそかたしこの世ではま白き木槿の大輪見つめ
すでに東様が書いていらっしゃるように私も「偽らぬ」と「白き木槿」が響き合っていて素敵な歌と思いました。日韓の関係だけでなく、この世では偽らないでいられることの難しさをつくづく感じ、共感を感じる歌です。季節感も感じ違和感なく読めました。
Posted by 山下騰子 at 2020年09月28日 14:56
7 孫われが継ぎたるルビー永遠に真偽は問わじ肌にかがやく

某鑑定番組を見かけるとついつい見入ってしまうのですが、あえて鑑定などはせずにこのまま慈しんでゆこうとする姿勢に惹かれました。生前におばあさまがそのルビーを愛でておられた様子も浮かんできます。
初句の「孫われが」が、ややぎこちない言い回しに感じたのですが、ちょっと代替え案が浮かびませんでした。
Posted by 遠音 at 2020年09月30日 00:18
9 自らを偽ることも限界でワンサイズ上のジーンズ試す

個人的に、とても共感した歌です。ああ。
上の句の深刻さから一転、コミカルな下の句に切り替わる形もお見事。
気取らない歌いぶりからしのばれる人柄もこの歌の魅力のひとつだと思います。
Posted by 遠音 at 2020年09月30日 00:23
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]