2020年09月18日

31〜33番の歌

31〜33番の歌にコメントをお願いします。

 31 偽りも嘘も知らざる幼子は歯みがきのときいやいやをする

 32 偽物の我の影踏む月曜日ありあけ月に見透かされつつ

 33 偽りのことばは真意の化粧かも黙し微笑むだけのくちびる


posted by かりんネット歌会 at 22:02| Comment(10) | 詠草
この記事へのコメント
32 偽物の我の影踏む月曜日ありあけ月に見透かされつつ

本当の自分ではない、不本意な自分の姿でしょうか。もう明け方が近い深夜、週が明けたばかりなのにこんな時間まで帰宅していない自分?それを見ているのは月の光だけ。という解釈をしました。でも「月」が二つ使われているのは何か意図があるのでしょうか。
Posted by 久山倫代 at 2020年09月18日 22:46
32番。月曜日が効いていると思います。労働の始まる月曜日の有明の月は、そんな作者の心を見透かしているのでしょうか。また、自分を偽り労働しなければならない苦しみが伝わってきました。
Posted by 篠原節子 at 2020年09月19日 10:12
33 偽りのことばは真意の化粧かも黙し微笑むだけのくちびる

相手の言葉が偽りだと知っている私。それは実は真意なのだと疑う、というか、照れてるだけで、確信に近い、と勘ぐる私。私はただ黙って微笑んでいる。
言葉がどんなものだったのか、いろいろと想像させる。読者に委ねてしまっているが、それ《自由度というか、わからなさ》もまたよいかと…。
Posted by 中村暢夫 at 2020年09月20日 20:29
32番:篠原さんと同意見です。
私の会社も土日休みなのですが、草野球好きの同僚のセリフ「野球の合間に会社員もやってます」
きっと月曜の出勤時はこの歌のような気持ちなのでしょう…
Posted by 東 洋子 at 2020年09月21日 21:27
31 偽りも嘘も知らざる幼子は歯みがきのときいやいやをする

いやなものはいや、好きなものは好き、おさなごの装うことを知らぬ無垢さに、大人ははっと心が動かされます。場の情景が浮かんで、生き生きした歌と感じました。
Posted by 島本千代子 at 2020年09月23日 16:45
32番
週の始まりから我を偽らなければならないなんて、なんとも切ないです。
漢字が連続することになっても、「ありあけ」はやはり漢字表記が良いように思いました。
Posted by 菊田知和 at 2020年09月23日 20:42
33番:上の句がうまいと思いました。
ただ、自分と相手と、どちらがどちらの動作なのか少し戸惑ってしまったので・・・
個人的には「あなたは偽りの言葉(実は真意の裏返し)を言った後、黙って微笑んだ」という解釈がいいと思って読みました。
Posted by 東 洋子 at 2020年09月26日 20:15
32、作者の心情よく解り、身につまされるようでもあります
結句「つつ」で納めたため、やや軽くなってしまったのでは…
Posted by 細井誠治 at 2020年09月26日 22:42
33 偽りのことばは真意の化粧かも黙し微笑むだけのくちびる
ドキッとする歌です。女の怖さが出ているのでしょうか。魔性の女と感じました。化粧はそもそも、化けるのです。美しく。「偽りのことば」を「真意の化粧」に喩えているところが、やはり絶妙です。きちんとされた美しい化粧は人の心も巧みに操ります。「偽りのことば」が結句の「微笑むだけのくちびる」と響きあっているのです。上手い歌だなと思いました。
Posted by 山下騰子 at 2020年09月28日 16:00
31 偽りも嘘も知らざる幼子は歯みがきのときいやいやをする

まだ本当の嘘を知らない幼子が、その感情のままにいやいやと拒否する様子は、ほほえましいと思います(歯みがきをさせるほうは大変なのですが・・・)。ただ、「偽り」という言葉は歯みがきに対してはちょっと重たすぎるかも。
Posted by 遠藤由季 at 2020年09月29日 08:51
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