2020年08月19日

4〜6番の歌

4〜6番の歌にコメントをお願いします。

 4 引出しの奥の旅券に刷られたるわれは無用となりしをしらず

 5 ベトナムへ日々発着の爆撃機嘉手納の基地に見あげし旅よ

 6 ホイッスル長く吹く夏オフェンスの旅を終えたるキーパーへ向け


posted by かりんネット歌会 at 00:44| Comment(12) | 詠草
この記事へのコメント
 4 引出しの奥の旅券に刷られたるわれは無用となりしをしらず

一読した時、これもコロナ禍の歌かとおもいましたが、そうではなくて、引き出しの奥の旅券は、もう旅をすることのない自分には用がなくなってしまった。淋しい気持ちが伝わる歌だと思いました。
刷られたるわれ、とは旅券に刷り込まれ自分の写真かと思いました。その時の自分は旅券が無用になることも知らずに
Posted by コ力聖也 at 2020年08月19日 15:29
5 ベトナムへ日々発着の爆撃機嘉手納の基地に見あげし旅よ

ベトナム戦争の時に、嘉手納基地から米国の爆撃機の発着を毎日、空に見上げた沖縄の旅を思い出された作者。あの頃の嘉手納基地が、再現されないこと(沖縄の平和)を願っている歌と採りました。

Posted by 石橋陽子 at 2020年08月20日 21:53
6 ホイッスル長く吹く夏オフェンスの旅を終えたるキーパーへ向け

サッカーの試合終了間際、なりふり構わぬ攻撃でセットプレー時にゴールキーパーは攻撃参加。長く吹いた試合終了の合図。反対側のゴールは距離も結果も遠かった。その距離の長さは、笛の長さにかかっていて無念さを強く感じさせます。試合そのものも旅、ゴールまでも旅。それは生の縮図のようにも感じました。関係ないですが、ゴールキーパーの攻撃参加は観ていて迫力を感じます。
Posted by 蒼音 at 2020年08月21日 09:09
 6 ホイッスル長く吹く夏オフェンスの旅を終えたるキーパーへ向け

気持ちの良い歌だと思いましたが、オフェンスの旅 というのがわかりませんでした。蒼音さんが書かれている通り、試合全体を旅と捉えればよいのかと納得しました。
Posted by コ力聖也 at 2020年08月21日 10:07
5、発着は「出撃」などとしてもよかったのではないでしょうか
Posted by 細井誠治 at 2020年08月21日 21:01
5 ベトナムへ日々発着の爆撃機嘉手納の基地に見あげし旅よ

問題意識をもった作者にとって、このときの沖縄の旅は、恐らく観光を楽しむ旅ではなかったのでしょう。史実を記した大切な一首と思います。
ただ「旅よ」とすると、旅をした青春の日に対する詠嘆で終わってしまうかな、と思いました(それはそれで悪くないのですが)。詠嘆したいのが、米軍の爆撃機が沖縄からベトナムへ向かうという歴史の皮肉であるなら、語順を変えるなど、別の表現もあるかな、と思いました。
Posted by 松村由利子 at 2020年08月22日 18:57
6番。ホイッスル長く吹く夏オフェンスの旅 これだけでもよくわかるとても感性のいい歌と思います。キーパーへ向けというのもサッカーという説明に必要かとは思いますが。下句もう少し違う表現でもいいのではと思います。
Posted by 篠原節子 at 2020年08月23日 16:02
6、スポーツの爽快感が伝わる気分のよい歌だと思いました
ただ「オフェンスの旅」が少し分かりにくかったです
Posted by 細井誠治 at 2020年08月23日 21:05
スポーツに詳しくないのですが、「キーパー」に、ディフェンスではなくオフェンスを当てたこと、試合を旅に見立てたことが新鮮、前のめりに責めるエネルギーやにじり寄るような試合の長さを感じました。そして、なんとなく負けて終わった印象が伝わります。
Posted by 若槻真美子 at 2020年08月26日 23:28
4:旅行に縁遠くなった理由はさまざまでしょうが気持に共感します。写真に託さない詠み方もあったかと。

5:基地内にいたのでしょうか、反対闘争? 旅の語との齟齬が残念。

6:相手ゴール近くまで行ったキーパーにとっては長い旅なのでしょう。作者は審判さん?それでもよいけど。
Posted by 渡辺泰徳 at 2020年08月30日 09:40
4.旅券を作った時点の自分の知らない世界に生きている、ということですね。「刷られたる」は別の言い方もあったかも。
5.「日々発着の」は弱いかも。「旅」の性格をもっと特定したほうがよかったかも。
6.これでいいのでは。
Posted by 坂井修一 at 2020年08月31日 11:03
4:内容的にはなかなか面白くもっと点が入ってよいように思いましたが、上から下まであっさりと事柄として詠ってしまったからかも。期限切れのパスポートの写真なり、記録されている文字なりを実体とする当時の自分がそこにある、そのイメージをしっかり歌の中に出せるとよかったのでは。
Posted by 米川千嘉子 at 2020年08月31日 16:26
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