2020年08月19日

7〜9番の歌

7〜9番の歌にコメントをお願いします。

 7 たましひの数だけ星は耀けり旅順に向けられし砲台

 8 人生の旅の終わりはふるさとと帰り来たりし鮭のごとくに

 9 東京の子・孫・夫に会ひたくも新幹線の旅は自粛と


posted by かりんネット歌会 at 00:44| Comment(9) | 詠草
この記事へのコメント
7番:戦死者への強い鎮魂の思いがあふれています。
日露合わせての具体的な戦死者数を読み込んでもよいのではと思いました。
Posted by 東 洋子 at 2020年08月22日 23:02
7 たましひの数だけ星は耀けり旅順に向けられし砲台

旅の題詠で、旅順を思い浮かべられたのですね。何度も読み返して、戦争の理不尽さと鎮魂の思いを感じました。「数だけ」のだけがちょっと気になりましたが、しみじみとした詠草が印象的でした。
Posted by はまだもも at 2020年08月23日 16:56
9、子と孫と夫を並列に置いたことで一首の焦点がややぼやけてしまったように感じました
コロナ禍のために新幹線による移動を断念せざるを得ない、という無念の気持ちが素直に詠まれていると思いました
Posted by 細井誠治 at 2020年08月24日 23:21
8番の歌

歌の意味が分からないということはないのですが(むしろ分かりすぎるくらい)、もっと読ませてほしいのは結句の「鮭のごとくに」の先ではないかなぁ、と。鮭の習性だけでなく、それを思い浮かべている人物の姿が見えると一首の独自性が出てくると思いました。
Posted by 辻聡之 at 2020年08月29日 16:27
7:幻想的な映像が浮かびました。鎮魂の旅も連想させますね。

8:作者像が見たいのは辻さんと同じ。

9:時世の歌で良くわかります。飛行機もそうですね。
この歌の評から離れて申し訳ないのですが、この頃、、読点でなく・ナカグロが使われる事が多いのですが場合による気がします。
Posted by 渡辺泰徳 at 2020年08月30日 09:56
8番:人生の旅の終わりはふるさとと帰り来たりし鮭のごとくに

故郷を離れた人の共通の望郷。鮭の遡上するごと帰って来ても結局故郷には
何にもなかった。(無いから詠えない?)
老い行く寂しさが伝わり私は好きです。
Posted by 中村久美子 at 2020年08月30日 11:57
7 たましひの数だけ星は耀けり旅順に向けられし砲台

人は死んだらお星さまになるのよ、と幼い子に教えたりしますが、その素朴な教えがここでは「あんなにたくさん星がある、それだけ人が死んだのだ」というシニカルな視点に転換されていることに、どきりとしました。
死者の数が多いとその悲惨さが具体的に想像できなくなりがちですが、夜空の星という視えるもの・数に仮託して、少しでもその悲惨さに寄り添おうとする気持ちを感じました。
Posted by 遠音 at 2020年08月30日 22:50
7 二百三高地の史跡か。上句、戦死者の歌い方としては常套的かも。
8.どこかで句切れを入れたほうがいいかも。
9.作者の境遇が伝わる言葉がもう一つ欲しかった。「夫」という言葉の意味が伝わると良かったかも。
Posted by 坂井修一 at 2020年08月31日 11:07
9:子、孫、ことに、夫まで新幹線でなければ行けない所に離れて住んでいるというのが現代でしょうか。3つ入れているのでなかなかむずかしいとは思いますが、夫は単身赴任なのか、たとえば介護帰郷などもありますね。その辺、そこだけちょっと具体的に入ると、アクセントも味わいも出るのでは。子、孫はどちらかを削っても、歌の味わいには響かないような。
Posted by 米川千嘉子 at 2020年08月31日 16:32
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