2020年07月18日

25〜27番の歌

25〜27番の歌にコメントをお願いします。

 25 なつのひかりの〈来夢来人〉の看板の文字痩せておりだれの面影

 26 ホームレスが「夢」と書かれた額並(な)べて眠る夏至の夜の 大ガード下

 27 雨降れば夢の白さにカラカサ茸 会ひにいきたいひとが未だゐる


posted by かりんネット歌会 at 08:31| Comment(11) | 詠草
この記事へのコメント
27番:人に会うことも、会いたいという気持ちさえも忘れてしまったような日々。傘をさして誰かを待っているような白いカラカサ茸の出現は、埋もれていた思いでしょうか。
うまく説明できなくてもどかしいのですが、上の句と下の句が響きあって、心にしんと沁みました。
Posted by 東 洋子 at 2020年07月19日 20:37
27 雨降れば夢の白さにカラカサ茸 会ひにいきたいひとが未だゐる

旧仮名が効いている歌だと思いました。
「ひ」や「未」の文字がまさに傘を連想させるイメージ。
Posted by 岡方大輔 at 2020年07月20日 21:24
27 雨降れば夢の白さにカラカサ茸 会ひにいきたいひとが未だゐる

ひょろりとした柄の部分と開いた傘が、なるほど、妙齢の女性が雨の中をいそいそと出かけているよう。韻律が調子よく「夢」の使い方も魅力的。
Posted by 若槻真美子 at 2020年07月23日 23:34
27 雨降れば夢の白さにカラカサ茸 会ひにいきたいひとが未だゐる

「夢の白さに」というフレーズにとても惹かれました。ほよほよとした「カラカサ茸」の群生が目に浮かびます。そして、下の句の展開の思いがけないこと! ふっと「雨降りお月さん」の「一人でからかささしてゆく」という一節を思い出しました。小さなカラカサ茸を傘とする小人か妖精の姿が見えるようで、読むほどに楽しくなります。
Posted by 松村由利子 at 2020年07月24日 17:38
26 ホームレスが「夢」と書かれた額並(な)べて眠る夏至の夜の 大ガード下

最初は、おでこに夢と書いたホームレスが幾人も寝ているのかと思いましたが、幾回も読むと「額」は「ひたい」ではなく「がく」と気づきました。夢という字が書かれた額を横に置いて寝ているホームレスがいたという歌ですね。「並べて眠る」の言葉で勘違いしました。私の解釈が正しければ「額」にルビを入れたほうがわかりやすいと思いました。
Posted by 森田鞠子 at 2020年07月24日 22:13
27 雨降れば夢の白さにカラカサ茸 会ひにいきたいひとが未だゐる

この歌の流れ自体がふわりとつかみどころのない夢のような歌ですね。
やわらかい雰囲気の歌が心地よく響きました。
Posted by 森田鞠子 at 2020年07月24日 22:14
26 ホームレスが「夢」と書かれた額並(な)べて眠る夏至の夜の 大ガード下

事情があってホ−ムレスになっている方なのでしょう。「夢」と書かれた額を大事に持っていることに作者が感銘を受けた歌と思いました。詠われている内容が良いのでもう少し韻律がよければ と思いました。
Posted by 森田鞠子 at 2020年07月25日 08:10
25、来夢来人といえば喫茶店や酒場などにありがちな店名です
細めの字体で書かれたその看板に夏の光があたっている、といった情景でしょうか…
描かれている光景は印象的なのですが、結句「だれの面影」はやや唐突で読者としては解釈に戸惑うところです
Posted by 細井誠治 at 2020年07月25日 23:11
26「並べて」とあるところから額は複数個あるようにも読めます
とすると夏至の夜の大ガード下に眠っているホームレスの傍らに、夢と書かれた額がいくつか並んでいる…という情景が見えますが
作者の意図が少し読み取りづらいように感じてしまいました
なにか私が大きな勘違いをしているのかもしれませんが…
Posted by 細井誠治 at 2020年07月25日 23:26
27 雨降れば夢の白さにカラカサ茸 会ひにいきたいひとが未だゐる

夢の白さ、が魅力的な措辞。雨降れば、からの、カラカサダケは必須なのか。傘さして、でも成立するのでは?結句がしみる。
Posted by 中村暢夫 at 2020年07月26日 06:04
27 雨降れば夢の白さにカラカサ茸 会ひにいきたいひとが未だゐる

傘を差してでも会いに行きたい人、なのかな。うつうつ、じめじめとした心情と重なるようでした。
Posted by 遠藤由季 at 2020年07月30日 08:30
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