2020年05月18日

22〜24番の歌

22〜24番の歌にコメントをお願いします。

 22 モーツァルトを聴いた日本酒聴かぬだらう「夜の女王」をたぎるダムラウ

 23 歌会あと下戸なる我は二次会に日本酒をふるイカの丸焼き

 24 髭の教授が憲法を説き蒸留酒のふかき眠りの大講義室


posted by かりんネット歌会 at 20:24| Comment(6) | 詠草
この記事へのコメント
22 モーツァルトを聴いた日本酒聴かぬだらう「夜の女王」をたぎるダムラウ

仕込み中の酒に良い音楽を聞かせると、美味しい酒になるとよくいわれる。モーツァルトの曲を流しながら仕込んだという酒。さすがに、希代のオペラ歌手ディアナ・ダムラウの歌う「夜の女王のアリア」ではあるまいね。でも、もしそうだったら、さて、どんなテイストの酒ができましたやら。
Posted by ヨコタヒロユキ at 2020年05月21日 21:18
24番:蒸留酒(ウイスキー)=おじさんの飲み物という誤った固定観念を持っていたために、「いくらなんでもこの先生すごすぎないか?」と戸惑っていたのですが、深く眠っていたのは学生ですよね。どこかに「われ」が入っていたほうが良かったのでは(言い訳めいてすみません)
なんにしても先生も学生も大いに飲んで大いに語り合う日々でした(●十年前は)
Posted by 東 洋子 at 2020年05月23日 13:21
24 髭の教授が憲法を説き蒸留酒のふかき眠りの大講義室

ウイスキーのCMにでてくるような、樽がたくさんならんだ光景を目に浮かべました。学者から説かれる憲法の言葉をしずかに聞いている学生たちがいる講堂をそのように詠んだのだと思いました。学生がねむっているのかもしれませんが、この「眠り」は樽の中の酒の眠りであって、将来それぞれの味になっていくまでの熟成途中の状態をいうのでは? ことばを「の」だけでつないだので、少しわかりにくいのでは。
Posted by 久山倫代 at 2020年05月23日 15:23
24
「蒸留酒」であることが、@度数が高いので飲んだら眠くなる、A熟成のために寝かせる、B学理と同様の純粋性がある、といったあたりのことと絡んでいるのが、ポイントだろうと思いました。
Posted by 東山研司 at 2020年05月23日 21:18
24番歌 ブラックニッカのラベルから飛び出したような髭の教授は、自分の講義を静かに聞いている?いえ、居眠りを決め込んでいるかも知れない学生たちの姿を熟成庫に眠る樽に例えて詠んでいる。70余年の熟成?を経た憲法も背景にあり、この作品をしっかりと支えている。
Posted by 山田公子 at 2020年05月25日 23:42
22 モーツァルトを聴いた日本酒聴かぬだらう「夜の女王」をたぎるダムラウ

一読して面白いと思いましたが、よく読むと対句にはなっていないようで、「??」となってしまいました。お酒のよしあしを評価することを「きく」というので、「ソプラノ歌手のダムラウは二日御朱を飲まないだろうけれど…」という意味なのか、製造過程でモーツァルトを聴かせるというが、それは「夜の女王のアリア」のような曲ではなく、もっと穏やかな曲だったろう、という意味なのか、一首の意味をもう少しはっきりさせた方がよかったかな、と思いました。もってきた素材がよいので、そこが惜しまれます。

23 歌会あと下戸なる我は二次会に日本酒をふるイカの丸焼き

語順が面白い一首。説明しているようで、単純な説明に終わっておらず、所在ない作者と「イカの丸焼き」の取り合わせが笑いを誘います。

24 髭の教授が憲法を説き蒸留酒のふかき眠りの大講義室

憲法を熱く語る教授の口吻に、酔ったように眠気を誘われた学生たち、と読みました。「憲法」「大講義室」といった言葉と「蒸留酒」がなかなかうまくマッチしていると思います。
Posted by 松村由利子 at 2020年05月26日 15:55
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