2020年05月18日

19〜21番の歌

19〜21番の歌にコメントをお願いします。

 19 葡萄酒色の封筒の黒き宛名切手を貼らぬままに封をす

 20 ネイティブしか居ない延辺料理店君につがれた白酒(パイチュウ)飲み干す

 21 傘立にもらふつもりの店先の紹興老酒の空甕も忌む


posted by かりんネット歌会 at 20:25| Comment(10) | 詠草
この記事へのコメント
傘立にもらふつもりの店先の紹興老酒の空甕も忌む

空になった紹興老酒を傘立てにするというユニークな発想だと思いました。
空甕も忌む という意味が取りづらかったです。
Posted by コ力 聖也 at 2020年05月19日 15:09
19 葡萄酒色の封筒の黒き宛名切手を貼らぬままに封をす

葡萄酒色の封筒のイメ-ジは濃い赤紫色、そこに黒い字で書かれた宛名、きっと良く読めないでしょうね。
わざと読めないように作者は宛名を書いた。出しても読んでもらえないとわかっているか、出せない事情があるのでしょう。出せないけれども書かずにはいられない。せつない恋の歌と思いました。想像のふくらむ歌です。
Posted by 森田鞠子 at 2020年05月19日 17:02
21番の歌。
中華料理店の店先にある古めかしい紹興酒の甕に着眼した歌です。柄杓で汲むのが印象的なあの甕に目を留めます。
忌むが私もわからなくて想像で物語を作りました。お店の主に「店を畳むから傘立てに使うといいよ」と甕をもらうことになっていたがその前に店が差押えられた、あるいはコロナ閉店、あるいは主が亡くなったのかなと。真相を知りたくなる歌でした。
忌むという言葉が強めなのが少し気になりましたが魅力的なので投票しました。
Posted by 光野律子 at 2020年05月20日 08:13
21 傘立にもらふつもりの店先の紹興老酒の空甕も忌む

そのうちもらうつもりだった甕が居酒屋か中華料理店の店先にあり、コロナ禍の中で、お店が休業・閉店してしまったためにもらえなくなってしまったと読みました。
中国から来たお酒までもを、半ば八つ当たりのように憎んでしまう、そんな歌なのかなと思いました。
Posted by 大渕まこ at 2020年05月21日 08:48
20番のお歌
ジモッチイ(地元民)佳いかない、居酒屋で気心のしれたキミと酒を酌み交わす。飲める方には至福の時間ですね。気持ちの良いお歌でした。
Posted by 岸千代子 at 2020年05月21日 09:25
訂正:
ジモッチイ(地元民)しか行かない、

です。すみません。
Posted by 岸千代子 at 2020年05月21日 09:27
20 ネイティブしか居ない延辺料理店君につがれた白酒(パイチュウ)飲み干す

延辺(えんぺん)という地名を調べれば、中国と北朝鮮との国境地域とあり、両国をブレンドしたスパイシー料理が特徴とあった。「ネイティブしか居ない」はきっと日本人の嗜好に合わせたりしない現地の味だからこそ祖国を思う人ばかりが通うのだろう。
「君」は(マニアでなければ)日本人である作者に食べさせようと連れてきてくれたそちらの国に近い友人かもしれない。
料理/君/酒を当配分せず取捨選択して、独特な材料・匂い・味のどれかに集中すると“延辺”が活きてくるのでは。
Posted by 若槻真美子 at 2020年05月21日 17:20
お恥ずかしい。延辺料理店は店名と、読み間違いました。地名として調べればよかったのですね。
いっぺんに歌の景色が変わってみえてきました。
指摘頂きありがとうございます。
Posted by 岸千代子 at 2020年05月21日 18:45
21 傘立にもらふつもりの店先の紹興老酒の空甕も忌む
感染者と直接接する医療従事者はもちろん大変だけど、ある意味、感染拡大を体を張って止めてきたのは、休業要請に応じてきたあの店この店だ。ここも、息を潜めて、この苦境に耐えてきた。が、もう一歩の辛抱のところで、誰に手を差し伸べられるでもなく、力尽きようとしている。傘立てにいいなと目を付けていた店先の空き甕も、いまは喪に服すようにひっそりと、その貌に古色をたたえている。仕方ないよな、と人は言う。うまく言葉がみつからないけど、そうじゃない、何かが間違っている、と思う。
Posted by ヨコタヒロユキ at 2020年05月22日 23:02
19 葡萄酒色の封筒の黒き宛名切手を貼らぬままに封をす

解釈は森田さんと同じです。ただ、こんなことにこだわるのは変かもしれませんが、切手をはらぬままに封をす、というのが、私には不自然に思えます。書いたけど出さない、というのであれば、「封をしたが、そこから進まなかった。(すなわち、切手をはることはなかった。)」なのでは。いや、同じことでしょうか?私は封をしてから最後に切手を貼る人間で、その逆をしたことがなく・・・。それから、この上句はどのように切って読みますか。ぶどうしゅいろの・ふうとうの・くろきあてな、7・5・6でしょうか。

Posted by 久山倫代 at 2020年05月25日 22:06
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