2020年01月22日

2 木犀の二行く香り秘めやかに苑に漂ひ晩秋を知る

2番の歌にコメントをお願いします。
posted by かりんネット歌会 at 23:11| Comment(5) | 詠草
この記事へのコメント
景色が見えるしっとりとした歌だと思いましたが、二句目の言い方がわかりませんでした。<ふたいく>との言葉があるのかな、<二人>の人が抜けたのかな、とか考えましたが。おそらく銀木犀の薄い香りだったのでしょう(秘めやかなので)。苑が訪れた庭園のようなところか、ご自分のお住まいと関係ある場所なのか画分かればくっきりと鑑賞できた気がします。この香りがすればほぼ晩秋でしょうから、結句で別のことを言えたでしょうが、このままでも落ち着いた気分が出ています。
Posted by 渡辺泰徳 at 2020年01月27日 19:47
私も二句目の「二行く」がわからず、調べてみたら「ふたゆく」という読みで、万葉集に使用例がある言葉でした。

(1)二心がある。心が両方へ通う。 (2)二度くりかえす。

(1)の意味合いを広げて、香りが二方向へ分かれて広がる、という解釈ならば歌意が取れそうに思いました。
苑の内を散策して、香りが道なりに広がり枝分かれしているのに気づく。

ただ、歌をたどると、単純に苑の情景だけではなく、心の内にある仄暗さや諦観のようなものが感じられました。最初は下の句が散文的かしらと思ったのですが、その叙述の奥に、もう晩秋なのだというため息がある。実は、心の内の悩みなどを仮託した歌だと深読みしました。もしかしたら、(1)番の意味合いなのかもしれません。
Posted by 遠音 at 2020年01月27日 23:27
ああそうですか、遠音さんが見つけてくださったように<ふたゆく>の意味で考えられますね。心情を伝えるのだとするともう少しヒントになる語が含まれているとわかりやすかったですね。
Posted by 渡辺泰徳 at 2020年02月01日 23:22
木犀の仄かな甘さ漂う空気感が伝わります。「二行く」は、かな表記が読みやすいと思いました。
Posted by 吉岡健児 at 2020年02月04日 15:44
「ふたゆく」を活かすには、下句が硬い。
Posted by 坂井修一 at 2020年02月09日 06:09
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]