2019年08月16日

21 シェルフィッシュひっそり砂を吐く夏の無国籍料理店のキッチン

21番の歌にコメントをお願いします。
posted by かりんネット歌会 at 21:23| Comment(4) | 詠草
この記事へのコメント
調べると〈shell fish〉とは貝類。冒頭にもってきたのが視覚的によい。おそらく夜だろう。誰もいないキッチン。貝だけが活動(いずれ食べられるための…)している。ただ「ひっそり」よりも、けっこううるさい貝の砂出しの景を示唆する語のほうがよさそうだと感じた。
Posted by 中村暢夫 at 2019年08月17日 09:41
砂を吐く貝と無国籍料理店との配合、下句の句跨りによつて夏のムードとその破砕感を高めてゐる。無国籍であることにより、間もなく食べられる運命にある小さな命への慈愛の視線も感じた。
Posted by 吉岡健児 at 2019年08月18日 22:03
石垣りんの「しじみ」という詩を思わせるようなおもしろい歌。夏らしい雰囲気のようなものは伝わるが、「無国籍料理店のキッチン」が何を比喩しているのかが明確にはわからない。外国人が急増している現代の日本をたとえているのだろうか。ひっそり砂を吐く貝は「無国籍料理店」の食材になる外国産の貝(ムール貝?ホンビノス貝?)であろう。貝は厳しい生活を強いられている在留外国人の比喩であろうか。
Posted by 愛川弘文 at 2019年08月21日 11:49
「無国籍料理店のキッチン」は短歌の場としてとても面白いですね。ここにいる貝が砂を吐くのは、日本料理屋の貝がそうするのとは性格が違う(ような気がする)。これを比喩ととらえる愛川さんの解釈も、たしかにありのような気がしました。「シェルフィッシュ」は、浅蜊や蜆ではなさそうですので、外国人がたくさんの国の人のいる世界で生きている感じと重なるでしょうか。下句のリズムの作り方は、ちょっと恂{調すぎたかも。

Posted by 坂井修一 at 2019年08月24日 07:55
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