2019年08月16日

29 薪能闇焦がしつつかがり火の器もろともシテの妬心は

29番の歌にコメントをお願いします。
posted by かりんネット歌会 at 21:14| Comment(4) | 詠草
この記事へのコメント
「シテの妬心は」はどう続くのか迷った。「器もろとも」の解釈にも迷った。私には、文脈が流れそうで流れない。薪能の〈かがり火〉が闇を、そしてその器さえも焦がすのだろうし、さらに見事に演じられる〈シテの妬心〉も闇を焦がすのだ、という歌意だろうかと推測した。おそらく具体的な能を前提としているのだろう。知識不足では読みとりにくい。
Posted by 中村暢夫 at 2019年08月17日 09:44
薪能の幻想的な情景が目に浮かびました。
「シテの妬心」となっていますから、葵上の演目かなと想像し、六条御息所の生霊を思いました。プライドの高い六条御息所の妬心、人間の業をかがり火に喩えたところに魅力を感じました。「もろとも」の表現が少し、気になりましたが、素敵な歌と思いました。
Posted by 山下騰子 at 2019年08月18日 08:36
魅力的な場面をとりあげられたお歌です。しかし、薪能が闇を焦がすというのは、やや既視感のある表現ですし、シテの妬心というのも、もっと、具体的なものを入れるとか、表現に工夫の余地があるのかな?と、思いました。
Posted by 幸原千明 at 2019年08月18日 20:26
嫉妬という情は、日本文学の大きなテーマで、能でもよく演じられますね(馬場先生の「鉄輪」の橋姫なども)。主題は明確なのですが、この歌では、下句「器もろとも」が理に落とし込む言い方で、良くなかったようです。
Posted by 坂井修一 at 2019年08月24日 13:57
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