2019年08月16日

31 皿と皿単身赴任のキッチンにかちりと鳴りしのちのしずけさ

31番の歌にコメントをお願いします。
posted by かりんネット歌会 at 21:07| Comment(6) | 詠草
この記事へのコメント
単身赴任のわびしさを上手にまとめた歌と感じました。
「皿と皿」から、皿の枚数の少なさ。「キッチン」とカタカナ表記で、ワンルームの狭さ。「かちり」とで、食器の音が響く部屋。つまり、自分以外は誰もいない部屋。
 そういう単身赴任の寂しさが随所に出ていると感じました。結句の「のちのしずけさ」を敢えて言わなくても良かったかなと思いましたが、ひらがな表記なので、そんなに気にはなりませんでした。
Posted by 山下騰子 at 2019年08月18日 08:48
真面目で慎ましい単身赴任生活なのであらう。
家族帯同用3LDKの広い社宅に当たり前のやうに独居せざるをえない転勤族の実情を思ふと、家族との会話も出来ず皿のみが触れ合ふ音に悲哀がこもる。
Posted by 吉岡健児 at 2019年08月18日 22:32
水切りかごに洗い上げた時のひとり分の食器の音をイメージしました。食後のくつろぎに本来なら聞こえるべき家族の気配が無いことをしんと感じさせる。あまりべたつかない抑制の効いた寂しさがいいですね。
Posted by 若槻真美子 at 2019年08月18日 23:05
たいへん良い歌だと思いました。皿の音とその後の静けさだけで単身赴任のこころを表現しています。情意語(「さびしい」「むなしい」など)も難しいことばも使わず、しっかり描写されているところが素晴らしい。
Posted by 愛川弘文 at 2019年08月21日 12:16
落ちついて上手な作りですね。皆さんのおっしゃられたことに付け加えることは無いです。「キッチンに」をいろいろ置き換えてみると、歌のふくらみかたが変わってくるでしょう。
Posted by 坂井修一 at 2019年08月24日 14:06
家族がいれば「お皿割れなかった?」などと反響があるのでしょうが。
かちりに作者の几帳面さが表れたように思いました。
Posted by 夏目たかし at 2019年08月26日 21:49
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