2019年08月16日

35 ちさき手にむすびし田水ぴちぽこと光の跳ねて波うつ家路

35番の歌にコメントをお願いします。
posted by かりんネット歌会 at 21:02| Comment(4) | 詠草
この記事へのコメント
「ぴちぽこ」がとてもおもしろい。「ちさき手にむすびし田水」、「光の跳ねて波うつ家路」はどういう景だろう。「ちさき手をむすびし家路ぴちぽこと光の跳ねて波うつ田水」という景かなと解釈してみた。
Posted by 中村暢夫 at 2019年08月17日 09:47
小さな手に田水を汲んで溢さないように家路を急いだ。幼い日に誰もが経験することかもしれない。結んだ手の中には、捕まえたオタマジャクシなどがいて、それが「ぴちぽこ」独特なオノマトペを使われたのかと思いました。
下句「光の跳ねて波うつ家路」も、情景をうまく出していると思いました。

Posted by コ力 聖也 at 2019年08月19日 14:41
たいへん楽しい歌ですね。「むすぶ(掬ぶ)」の意味は「手のひらを合わせて水をすくう」(古語)です。「ぴちぽこ」という擬音が手の中で揺れ動く田んぼの水の描写であるとともに、水を運ぶ幼子のかわいらしい様子を目に浮かばせるようで、一首の中で生きていますね。ただ結句の「波打つ家路」の「家路」は要るでしょうか。幼子が手のひらですくった水の表現だけに絞った方が良いと思いますが、いかがでしょう。
Posted by 愛川弘文 at 2019年08月21日 12:33
この「結ぶ」の用法。一番有名なのは、紀貫之「袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ」(『古今集』)。田舎の通学風景ですね。我々の頃にはありましたが、今もこんなふうでしょうか(ゲームやスマホ?)。私は、結句はこれでOKです。
Posted by 坂井修一 at 2019年08月24日 14:18
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