2019年08月07日

17 野菜かご竹竿の先にくくられて舟より渡りぬ愛生園に

17番の歌のコメントをお願いします。
posted by かりんネット歌会 at 23:08| Comment(5) | 詠草
この記事へのコメント
愛生園はハンセン病療養所のことかと思い読みました。
まだ、ハンセン病の隔離政策が行われていた頃、離島にある療養所までは行けなっかたため、野菜かごを竹竿にくくりつけ渡していたのでしょうか。
悲しい歴史がサラッと詠われており、先日の、元ハンセン病家族訴訟のニュースをきっかけに作られた歌かとも思いました。
Posted by コ力 聖也 at 2019年08月08日 15:57
今回の歌会の中でいちばん惹かれた歌です。
初句から四句までは、昭和以前の自然豊かな地方、あるいは東南アジア辺りの、のどかで地に根ざした暮らしぶりを見ているようで、地味ながら心豊かな生きざまを思い浮かべたのですが、結句でがく然としました。
結句の種明かし後は、初句から四句までの意味合い、空気が変わってしまいましたが、それでも、現在の青果流通システム以前の、素朴な収穫ぶりや受け渡しの気配などが「野菜かご」「竹竿」「舟」などに感じられて、せつなくも、温かさも感じられる歌だと思いました。
Posted by 遠音 at 2019年08月16日 20:45
 四句目までが牧歌的な風景であるだけに、結句まで読んだときの悲しみが強まりました。
 後世まで語り継いでいかなければならない光景だと思いました。
Posted by 東 洋子 at 2019年08月18日 16:30
愛生園は日本にいくつかありますが、これは長島愛生園でしょう。意味的な焦点は結句ですが、抒情の中心は上三句。
Posted by 坂井修一 at 2019年08月24日 04:56
皆様の仰るとおりハンセン病に対する世間の誤解と偏見をやわらかく批評された歌と思いました。結句でそれが判るのですが、愛生園を知らないと、との心配があります。かと言って他の方法は思いつきません。
Posted by 夏目たかし at 2019年08月26日 22:05
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