2018年01月25日

23 鰈炊けば生々とした怒り去り母も静かに身をほぐしおり

23番の歌についてコメントお願いします。
posted by かりんネット歌会 at 20:17| Comment(4) | 詠草
この記事へのコメント
母と成人した娘との葛藤と葛藤の間の一時的な休戦状態を詠んだ歌だと受け取りました。

「生々とした」というのが、魚の生臭さや親子関係あるいはその間にある怒りの生臭さの両方を想起させて上手いと思いました。
Posted by 田中亜紀子 at 2018年01月26日 20:05
作者(作中で鰈を炊いている人)が息子の可能性もありますが、娘の立場で鑑賞させていただきました。それももう若いとは言い難い娘とその母親の光景として。
この「怒り」は母が高齢になったことに起因する日常の親子の諍いでしょうか。でも怒りを覚えるのは母の行く末を本気で案じているから、そして半世紀ぐらいずうっと親子でいた間の様々なことが胸に蓄積されているからでしょう。まさに母と娘ならではの。
「母も静かに」に老いて小さくなってしまった母をあらためて見つめる作者の静かな視線を感じます。
Posted by 東 洋子 at 2018年01月26日 20:18
「炊けば」よいか「煮れば」よいか、「生々とした」母子のの確執の深さの表現も動詞の選択一つで動きに変化がみられるものだとつくづく思いました。
Posted by 吉岡健児 at 2018年01月29日 10:33
鰈を炊く事という行為と自分の心情を上手く詠っていると思いました。
「生々とした」もそうなのですが、結句の「身をほぐしおり」が母とのわだかまりが解けていくことと、重なって読めました。
Posted by 徳力聖也 at 2018年01月31日 14:04
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