2018年01月25日

31  生たまご床へと落ちて二秒半〈一時停止〉を神に押されて 割れた

31番の歌についてコメントお願いします。
posted by かりんネット歌会 at 20:08| Comment(5) | 詠草
この記事へのコメント
最初、どのように読んだらよいのかわからず、何度も読み直しました。4・結句をどこで区切るのだろうと。私のなかでは、神に押されて、までで完結してしまい、一字空けと「割れた」がどうしても浮いてしまいました。生卵が割れてフリーズしているその場面が目に浮かびます。それを録画の一時停止ボタンを押したときのようにとらえたのはとても面白いです。フリーズがとけてから、「割れた」という言葉が浮かんだのでしょう。「押されて」の「て」は、次へつづくのか、切れるのか少しわかりにくいと思いました。
Posted by 久山倫代 at 2018年01月25日 21:47
玉子やガラスのコップを手から滑らせたとき、落ちていく様子がスローモーションのように見えながら、手出しをすることはできない長い長い一瞬。時間は絶対のものではないと感じる一瞬です。〈一時停止〉は、あの瞬間のことか、それともスローモーションが終わって割れた瞬間のことか。私は前者と読みました。そうすると、字余りにしてまで「割れた」は必要でしょうか。「落ちて」か「落ちる」かなど、もう少し推敲の余地はあるかも。いずれにしても面白い場面をうまく切り取った歌です。  
Posted by 大石友子 at 2018年01月26日 00:32
日常生活で時々遭遇してしまう、失敗した時に感じるスローモーションを上手くとらえていて面白いなと最初思ったのですが、再度読み返すと、どうにも落ち着かない一首でした。そこが狙いなのかもしれません。

既に指摘されている様に、「割れた」という字余りの挑戦が成功したのかどうかが悩ましいと思いました。
Posted by 田中亜紀子 at 2018年01月26日 20:10
今回の作品の中でもかなり独特な作品と拝見しました。と書くと作品を理解しているように見えますが、実はわからないことが多いです(それがこの作品の魅力かも)。
 しかしながら解らないままに勝手な感覚で読むと、やはり最後の「割れた」が作者の一番の言いたいことと読みました。
 二秒半は解りません。生たまごが床に落ちるまでの時間としては長すぎるし・・。ただこの時間は、作者にとっては喜ばしい時間だった気がします。
Posted by 龍 の 涙 at 2018年01月27日 17:03
落ちた卵を息をのんで見つめる作者の様子が目に浮かぶようです。
<>が、何者かに押された一時停止ボタンを表しているようですし、最後の一字空けもフリーズしている様子がわかって効果的だと思います。
ただ「神に」は無くてもいいかもしれません。目に見えない大きな神のような存在にボタンを押された(ようだと感じた)ことは、この一言がなくてもしっかり伝わってきました。
Posted by 東 洋子 at 2018年01月27日 20:33
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