2019年06月13日

令和最初の歌会を開催します!

平成から令和になり二月が過ぎていきます。この間にも社会、環境、政治、経済、紛争などのさまざまな大きな動きは国内国外を問わず進行しております(世界的には元号区切りは関係ナイですね)。
時代を器としてそこに何を盛り込めば、人間としてほんとうに幸福になり得るのか。それは今、人類全体に問われる命題だと思われます。ということで、「器」という兼題はどうでしょうか。今回は兼題を募集し、さまざまなご提案を頂きましたが、熟慮の結果、辻田裕美さんの「器」を採用させていただきました。時代に盛り込むのも結構ですし、そんな大事でなく、食べ物、お花、さまざまなモノ、精神、思想・・何でも盛り込むことができる「器」です。お皿や竹籠、タッパーなど具体的な容器の語でも結構です(今のところプラスチック禁止ではなく)。多くの会員皆様のご参加をお待ちしております。
詠草は以下の送付アドレスにお送りください。
web_kakai_eisou☆karinnokai.net(☆は@に変えてください)
【日程の予定】
詠草募集期間 : 2019年6月20日から7月31日。
作品一覧発表 : 8月1日(作者名はまだ伏せてあります)
鑑賞・批評期間 : 9月上旬まで。*出詠数により変更の可能性がありますので、適宜ご案内いたします。

【 かりんネット歌会の注意事項 】 * 必ずよくお読みください。
● 詠草およびコメント提出の際は、かりん誌誌面で使われているお名前を
  お知らせください。
● 参加者が以下のような行為を行った場合、参加資格を停止いたします。
 ・盗作など創作上のルール違反(本歌取りを含まず) ・他人の誹謗中傷
 ・短歌と無関係の投稿および営利活動 ・違法行為や公序良俗に反する迷惑行為
● ネット歌会において発表した作品は、すべて「既発表」となります。
  したがって、ネット歌会に出した作品は、以後、新聞・雑誌などで新作として発表することは
  原則許されません。例外として、ネット歌会において発表した作品は、その後で「かりん」誌上で
  発表しても構わないことといたします。
(ネット歌会運営係: 渡辺泰徳、江國梓、遠藤由季)


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2019年05月16日

かりんネット歌会:兼題募集

かりん会員の皆様
6月中旬から、令和最初のかりんネット歌会を開催いたします。
募集詠草は題詠一首としますが、先立ちましてその題(テーマ)を募集いたします。
これまでご参加くださった方でも初めての方でも結構です。今回の歌会にふさわしい題(テーマ)をご提案ください。
字句を指定する「題」でも「○○の雰囲気を詠んだ歌」の提案でも結構です。
6月8日までに従来からの詠草送付アドレスにお送りください。
web_kakai_eisou☆karinnokai.net(☆は@に変えてください)
応募案の中からの選別は係にご一任ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
    ネット歌会係:渡辺泰徳・遠藤由季・江國梓

posted by かりんネット歌会 at 18:06| 連絡事項

2019年02月10日

詠草一覧・作者発表

「平成最後のかりんネット歌会」を終了いたします。
力作を出詠ありがとうございました。 各歌の記事は2月下旬に非公開にしますので必要な方はご自分でメモくださるようにお願いします。
1  後朝の別れもなきになほ残る若かりし日の無垢なる思ひ       岡 公一  
2  ぜんまいを巻いて流れるゆるやかな時間の中を生ひ立ちにけり    細井誠治
3  砂時計天地かへして透かし見る来し方はるか行く末おぼろ      円藤ひとみ
4  じじぬきのルール知らないじじが居る太く短いトランプの時間    橘 まゆ
5  はじめから疎遠だったのかもしれぬ花時計のまえ歩をゆるめたり   cranberry
6  一日に一分くるう自動巻き無職の時はこのテンポなり      石白雀
7  カレンダー圧(お)して撓(たわ)めて逆に巻く どうにかならぬか新しい年  愛川弘文
8  電柱に黒鷺止まり睥睨す冬の沼地は葦高く揺れ           とうこ
9  霾を読めずに生きて六十年ぼーっとかすむわれの来し方       岩本幸久   
10  豆まきの豆にひとつぶ赤赤とジェリービーンズしのばせる鬼     横田亜希透人博行
11  かなたより上司の声のとどく時われの耳道に嗅覚は起つ       東山研司
12  過ぎさつた時間のなかでぼくはゐて砂時計振るああ!もどれない   宮崎 浩
13  力なき眸(ひとみ)は何をうつすのか父のたゆたう遠近(おちこち)の時  瓜生原 
14  縦糸に思い織り込み機の音時空はるかに能衣装見ゆ         呉 肇樑
15  あの時を道連れにする周波があるボヘミアン・ラプソディ、きみの声 フレディ
16  戦(いくさ)無く平成終ふを喜ぶと御言葉ありし正月祝へり       チコタン
17  うらぎりをくちにしたとき光秀のこころはくちのうごきへしたがう  あまりりす
18  遅刻する!目の前を走る白うさぎ終末時計の針が動くぞ     丸地卓也      
19  一年の時間(とき)刻みきて大みそか力尽きたる時計を見たり      徳力聖也
20  チクタクと 螺子巻く音も懐かしかり 柱時計と暮らしし歳月     陽だまりの猫
21  初日うけ明るむ川よこの身より黒鳥は去れ明るむ川へ        北辺史郎
22  失恋を抜け出せずいる子の頭にプッチンプリンのプッチンください  ひらりん
23  折口の万葉集に欠歌あり巻五の二首はどうしたことか        佐々木孝逸
24  ほろほろとからだ滅びていく時にほろほろほどけいけよかなしみ   田中亜紀子
25  運動會にラヂオ體操復活せり昭和九十三年の秋           東 洋子
26  いつまでも失せもの追ふ我放る汝(なれ)住み古せば濃き時雨煮のごと  吾の煮鱒
27  卒業せしをのこはまぶしむ真新し腕の時計が陽を返しゐて      岩崎公一
28  咽を押すきのふの言葉うすらひの抱くいびつな泡の身じろぎ     遠音
29  平等にあたえられ臥す二十四時あなたは汗でわれは涙で       安永有希
30  移り気な人の心をしみじみと感じているのかラ-フランスは      梅原秀敏
31  唸りつつあまたの時を費やせど役立たぬまま微分積分        夏目たかし
32  頑なな両の拳もほどけゆき息す指先新刊に触れ           小柳 砂
33 「問ふは一時の恥なりき」文字持たず柴売りをせし祖母の聴耳     刀根卓代
34  あかねさすマジック・アワーいまだけはちいさなひとみにひかりさす星  菊田知和
35  真夜中に電波時計が回りだす狂いなおすかわれ置き去りに      谷川保子
36  めまぐるしき時世の波にのりおくれ電波時計に見下ろされたり    喜多紘子
37  今朝もまた田んぼ凍れる銀河かなふくら雀のぬくもり恋し       りんごあめ
38  人の時とふ綾織の糸飛びに神の機屋が鳴らす舌打ち         山山てぃぼ
39  空かける赤いペンギンの掛時計 針は止まりて嫁せし娘の部屋    中村久美子
40  じっくりとつぼみふくらむ沈丁花あなたの時はあなたが刻む     フロッケン
posted by かりんネット歌会 at 18:03| 詠草一覧